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アニメ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会9話感想 鮮やかな世界

こんにちは、ベヒと申します。
遂にアニガサキも9話という事実にビビっています。
ホント気づけばあっという間に9話みたいな感じですね…
そんな9話やアニガサキについて触れていければなと。

1.はじめに

本記事ではアニメ9話の感想やアニガサキのこれまでの展開や今後の展開についての感想や期待などを書いていきたいと思います。
また、スクスタの朝香果林と「あなた」についても触れさせていただきます。

それではよろしくお願いします~


2.スクールアイドルは仲間でライバル

今回、近江遥と綾小路姫乃の誘いでDIVER FESという3千人規模のフェスに出ることになった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

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今まで動画配信や小さいライブばかりやってきた同好会にとっては大きすぎるステージですね…以前に親交があって彼方の妹である遥は分かりますが姫乃を疑う果林の気持ちも分かります。演劇を見たと言う割には自分の方に強い興味があるように声をかけて来ましたしね。

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結果としてフェス途中にはスクールアイドルという仲間として誘ったことが伝わりましたし、姫乃モデルとしての朝香果林のファンだったため声をかけたんだろうなと推察できる形になりました。しかし、果林のこの疑いは杞憂だったというだけで終わらず、同好会メンバーの考えを今一度改めさせる良い刺激になったのではないかなと。

果林が加入する前、4話の最後で自分がやりたいことに気付いた愛に対抗心を燃やすといった描写もありましたがやはりメンバー同士で助け合う部分が多かったように感じます。

そんな中で外部のスクールアイドルへの対抗意識を感じさせ、そして同好会の中からフェスに出る1人を選出する必要がある。スクールアイドルは助け合うだけでなく、競うものということを同好会内外、どちらの事情も踏まえてメンバーに今一度再認識させる良いきっかけになりました。

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メンバー全員が再び衝突するのを恐れているのを分かっているのを考慮した上でこういう立ちふるまいをしてくれる果林は凄いですね…

そして、果林にとっては今回の件でスクールアイドルはライバルではあるが、仲間であるということを知ることになりました。同好会メンバーは1人舞台に立つことになった果林をサポートし、本番前にビビった時にはステージまでの心の道をつないでくれましたね。

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また、果林が最初に疑いの目を持って見ていた姫乃スクールアイドルの良さを知ってもらいたい気持ち、スクールアイドルにとってアウェイな場であるDIVER FESのステージに1人立つ果林を尊敬する気持ちを伝えていました。同好会という枠だけでなく、スクールアイドル同士は競い合うライバルでもあるが、それぞれがやりたいことを表現するためにステージを共に作る仲間でもある。ステージ直前に姫乃と向き合った際には果林もそのように感じていたのかなと。

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始まりは勘違いではありましたがそれがより良い繋がりをもたらすこともある、とても美しい話であると思います…


3.朝香果林のステージ

朝香果林のライブといえばステージを見る人間を虜にする、そんな印象があります。

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そういったこともあり、自分という存在をとにかく大きく感じさせる表現をする。それは魅惑的な「Starlight」、弱さを見せる「Wish」、情熱的な「Fire Bird」。どれも方向性は違えど共通するものであると思っています。

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スクスタでは魅惑、弱さ、情熱。多くある彼女の一面の中からこれらについて深く触れられました。そしてこれらがそれぞれ曲として表現され、彼女の存在が曲を重ねるごとにより一層大きくなり、ますます彼女の虜になる。そんな印象を受けています。
(方向音痴な面やパンダ好きといった可愛らしい一面は流石にキャラ的に曲になったりすることはなさそうですが、SNSを通して色々公開してるので断言はできませんね…)

しかし、今回アニメ内のDIVER FESにて披露された「VIVID WOLRD」は今までの彼女の曲とはまた違ったものになりました。

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全体的には魅惑的なダンスですが情熱的な表情可愛らしい仕草もあり、「一人きりじゃきっと知らずにいた 弱さ痛み駆ける全部 「好きだ」って笑う君が好き」というように弱気な一面も歌詞に含まれています。

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様々な彼女の一面が見受けられるこの曲、僕は「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の朝香果林という存在」をステージで表現する曲だと思いました。

自分自身の様々な一面を見せられる場所である同好会、そんな同好会の代表としてライブに出ることになった朝香果林自分の気持ちに素直になることを選び入部した経緯もあいまって、アニガサキならではの曲でとても良いですね…

色々な表情を見せることができたパフォーマンスも、彼女自身のモデルとして培ってきた技量はもちろん同好会メンバーみんなの協力もあったのかなと考えさせられます。

最初は果林の「色」が分からずバラバラだった観客のサイリウムがサビで青色、「果林の世界」に染まっていき最後は虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が降ってくる、という色の演出も素晴らしかったです。

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曲名が曲名だけにレーザーの演出は勿論ですが、一色での時でも光度が違って鮮やかに見えるようにしてたり「鮮やかさ」には特にこだわりを感じましたね…!ますます朝香果林の虜になってしまう曲と演出でした。


4.これまでとこれから

アニガサキ、遂に9話まで駆け抜けて全員のソロ曲をやりきりましたね…!
1話毎にスクールアイドル9人のお話を描き、ソロ曲を歌う。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会をアニメ化するのであれば理想の形式ではありましたがここまで走り切ってくれたのは改めて制作に携わっている方々に感謝の念しかありません…

ただその中で今後の展開への期待も含めて気になった点もありましたので少し書いていければなと。

気になったのは演劇の中で歌われた「Solitude Rain」以外どのようにして曲が生まれたのか。そもそも同好会メンバーそれぞれのオリジナル曲だったのかという点です。

スクールアイドルといえば、オリジナルの曲でステージに立つというイメージが過去2作から強くあります。μ'sとAqoursは作詞作曲の担当がいましたし、行き詰まったμ'sは合宿で作ったり、2つのイベントに出るため2曲作る必要性があったAqoursは二手に分かれて泊まり込みなどもしてましたね。

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アニガサキでは1話の「Dream with You」、2話の「Poppin' Up!」に関して言えばその場で見ていた、歌ってたそれぞれのイメージ映像と言われても納得できますが1話のCHASE!は勿論、3話以降は映像媒体に残ったり、実際にライブしていたりと作中内でスクールアイドルの曲として実在しています。(「DIVE!」は制服で歌ってたのにライブ衣装になってるのは編集とかいうレベルではないですし改めて収録したんでしょうか…)

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スクスタでは音楽科の「あなた」が9人(後に10人)分の作曲、そして曲によっては作詞もしていることが明文化されています。作曲が大変なこと、しかし曲が歌われて何よりも嬉しい気持ちを桜内梨子と作曲家同士語り合う場面もありました。

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一方アニガサキで「あなた」と同じく同好会にいるもののスクールアイドルではない。「夢を追いかける人を応援できたら自分も何かが始まる、そんな気がした」と言っていた高咲侑は普通科の生徒ですし、3話でピアノも充分に弾けるような感じではありませんでしたね。

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スクールアイドルとして歌われた曲はオリジナル曲だったのかカバー曲さったのか。ラブライブという大会に出場するために活動してるわけではないのでカバーでも問題ないとは思います。アニメ内で触れられなくとも、何かのインタビューで構わないので劇中での曲の扱いは純粋に興味があるので知りたいなあという気持ちです。

また、作曲とは別に高咲侑についても気になっている点があります。

彼女は3話でせつ菜と向き合い、同好会を再結成した後は積極的に意見を述べることはあまりなく、同好会のみんなを眺めていることが多いように感じました。

今回、DIVER FESの果林のステージを客席から見て何かを感じたように見える高咲侑。作曲は難しいかもしれませんが、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会9人から様々なトキメキを感じてきた彼女が作り出した、9人のための歌詞作りを見てみたいと僕は思っています。

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勿論、璃奈のステージ演出をみんなで協力して考えていたように、同好会メンバーそれぞれが意見を出し合うようなことが合ってもいいなと思います。9人と1人の少女が絡み合うのもアニガサキの個性ですからね…!

そしてそれぞれの夢を追いかける虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーにより深く関わっていくことで、彼女自身も何かが始まる。高咲侑だけのトキメキを見つけられるような展開があることを楽しみにしています!


5.おわりに

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
遂に大きなライブに出ることになった虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。そんなライブまでの描写はもちろん、代表として出た朝香果林のステージ描写も彼女だけにしか描けない、しかし同好会を感じられる素晴らしいものでしたね…!

遂に出揃ったソロ曲、やはり9曲とも個性溢れるものでしたね。個人的には「Dream with You」が曲、歌詞、MVそして1話での衝撃と色々詰まっていて一番好きですが勿論見る方それぞれで違う曲が異なるのは当たり前だと思えるくらいどれも本当に良かったですね…

全員のソロ曲が出るまでを楽しみにしてたのは勿論ですが出切った後、純粋に1つのアニメとして何を描くかが気になっていました。
次回、合宿回で彼女たちが何を見つけるかが楽しみです!

あ、よければTwitterもフォローよろしくお願いいたします(定期)
改めましてここまでお付き合いいただきありがとうございました!









P.S.

マカロン嬉しそうに食べる桜坂しずくさん可愛すぎませんか…?いや可愛い…

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前回色んな表情を見せた彼女ですがやっぱり目が輝く笑顔が何よりも好きですね…

アニメとは関係ないのですがスクスタの桜坂しずく話として21章、大変感じ入るものがありましたので近いうちにそちらについても書ければなと思っています…!

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