ガチ恋レギュラー陣セレクトCD’s -オタクこれ聴け!-

やっぱりオタクソングって、楽曲の良さは勿論ですが、
楽曲を通して見る背景に魅せられるところが大きいと思うんですよね。

大好きなアニメの大好きなシーンで流れていたあの音楽、とか。

大好きなキャラクターが歌うあのキャラソン、とか。

「中学生時代にラジオから流れていた思い出の曲」みたいに、
ノスタルジックな気持ちに浸らしてくれる楽曲って誰も一つはあると思うんですが、
それって、その楽曲を通して「自分の中学生時代」という背景を想うからこそエモいわけじゃないですか。

そんな背景付きの楽曲を、高い頻度でどんどん提供してくれるからこそオタクソングはエモいんだと思ってます。(自論)

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さて、毎度お馴染みガチ恋ガーデン開催カウントダウンツイッター企画。

今回は「ガチ恋レギュラー陣セレクトCD’s -オタクこれ聴け!-」ということで、
僕にたくさんの背景を見せてくれたCDをご紹介したいと思います。


今回ご紹介するCDは

「 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 02 Memories 」

です。

僕の大好きなコンテンツ、アイドルマスターシンデレラガールズから、大好きな一曲「Memories」が収録されたCDになります。

Memoriesを歌うのは、新田美波さん、アナスタシアさんという二人のアイドルからなるユニット「LOVELAIKA」。
大人な哀愁漂ったメロディと歌詞を持った楽曲で、
Memoriesがアニメ・アイドルマスターシンデレラガールズ一期の第6話で初披露されて以来、僕はこの一曲に夢中になりました。


アイドルマスターシンデレラガールズは、とにかくキャラクターの個性が強いコンテンツです。

高身長でファンシーグッズ大好き、「にょわー☆」など個性的な口調で喋る諸星きらりさんや、「働きたくない」で有名な双葉杏さんなどが有名だと思います。

そんな、超個性的なシンデレラガール達が歌う楽曲は、
とにかく良い意味でキャラクターの個性を濃く反映させているものが多いです。

そんな中、Memoriesという楽曲は、
アイドル達自身の個性を色濃く表現した楽曲というより、
キャラクター達をアーティストとして捉え、
"アーティストである彼女たちの表現を引き出す"、
そんな楽曲でした。

このアプローチは、古くはアーケード版アイドルマスターにおいて三浦あずささんの持ち曲であった「9:02pm」や、
360版アイドルマスターにおいて星井美希さんの持ち曲であった「relations」に通じるものがあるんじゃないかなと思います。

Memoriesを初めて聴いたとき、こんな考えが脳裏をよぎり、僕のアイマス熱が滾ったのを覚えています。


そんな、アイドルマスターの歴史を背景として勝手に見たわけですが、、

アニメ・アイドルマスターシンデレラガールズの世界においても、とても重要な背景を持っていました。

同じく第6話においてライブを披露し、同じ状況下でのパフォーマンスであったにも関わらず、

「失敗」と感じた本田未央と、「成功」と感じたLOVELAIKAの対比は、とにかく大きな意味のある描写でした。

そうした、大きな分岐点をであったシーンを、僕はMemoriesを聴く度に背景として思い出します。


また、Memoriesは第6話以外にも、とても重要なシーンを担います。
第13話、フェスにおいて出番前に体調を崩した新田美波さんに代わり、神崎蘭子さんが代役としてアナスタシアさんと一緒にステージに上がることになります。

その時の新田美波さんの悔しさや、神崎蘭子さんの決意。

Memoriesにそんな重い背景が乗せられたシーンでした。

後にアイドルマスターシンデレラガールズ4thライブSSA二日目で、LOVELAIKA+神崎蘭子さんの三人でパフォーマンスされ、

ここで上乗せされた背景もとにかく大きいのですが、尺の都合で別の機会にお話したいと思います。
そんな機会のオファー下さい。


さておき、
その4thライブで、アニメ楽曲でもあったMemoriesはひとまず完成したな、と。

そんなことを考えていた矢先、ある事件が起こります。

今年、2017/7/29,30の二日間開催された、アイドルマスターシンデレラガールズ5thツアーライブ福岡公演において、
なんと神谷奈緒さん、北条加蓮さんの二人ユニットでMemoriesが歌われたのです。

アイドルマスターの楽しさとして初代から受け継がれてきたものとして、

「楽曲を歌うアイドルが変わる楽しさ」

というものもあります。

ただ、Memoriesはあまりに、あくまで「アニメ楽曲」であることや、「LOVELAIKAのもの」というイメージが強すぎたため、
これ以上は無い、、、そんな浅はかな考えを持っていました。

しかし、アイドルマスターはそんな浅はかな僕の考えの遥か上をいってくれました。

神谷奈緒さん、北条加蓮さんという、LOVELAIKAに匹敵する名カップリングが歌うMemoriesは、

またしても僕に、アイドルマスターの本質的な楽しさを届けてくれたのです。

是非とも皆さん、一度Memoriesを聴いてみてください。

そうした上でアニメを見直し、その後もう一度Memoriesを聴いてみてください。
きっと、また違った背景を楽しめるんじゃないかなと思います。

やっぱり、アイドルマスターは、最高ですね。


以上、VDJ SHiNGoでした!!!

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