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The Painscreek Killings をクリアした

このゲームに関するツイートがRTで回って気になったのでプレイした。

steamあるあるというか、買った数日後にセールが来ているという悲しみ。
今(2019/10/22)は800円で買える。俺が情弱なだけなのか。


1,どういうゲームなのか?

舞台は2000年を目前に控えた夏のゴーストタウン”ペインスクリーク”
かつてその町で起きた殺人事件の真相を、新米記者である主人公が追う。
というもの。

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(主人公の上司であるこの編集長は、探偵でもない人間に迷宮入りした事件の謎を解け、と言いつけるろくでなしである)

早い話が推理ゲー。


このゲームがほかの作品と違う点は「ヒントがない」「クエストマーカーが存在しない」あたりだと思う。
操作方法などの最低限のチュートリアルは提示されるけども、以降の捜査や推理の順番は自分で組み立てて実行していく必要がある。
自分がどこまで何をしたのか、きちんとメモを取っておかないと詰むし、集めた情報をもとに主人公が勝手に推理を始めたりもしない。事実を情報として記録することはできても、推理するのはあくまで自分である。

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また、舞台がゴーストタウンであるため、聞き込み調査という手法が存在しない。プレイヤーは無人の町を探索し、そこに残された手掛かりを追って真実にたどり着く必要がある。

雰囲気は"everybody's gone to the rapture "に近い。


2,ゲームとしての完成度

クリアした感想としては、おもしろかった。謎は手ごたえがあるし、情報をメモして定期的にまとめてるときは自分が探偵になったみたいで超クールだった。こういうゲームが増えて欲しいと思う。
ラストはあまり好きではないけど...

パッと見のグラフィックはキレイ系。PS3初期くらい。
ところどころ粗が目立つが、まあ目をつぶってもよいレベル。

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町並みに荒れ果てた感じはない。ふつうの町から、ただ人間だけをそのまま引いたような雰囲気。木々を揺らす音と小鳥のさえずりだけがある。

ただ、建物の中に入ってみると、つい後ろを振り返りたくなるような落ち着かない、どうしてもぬぐえない不気味さがついて回る。

決してむやみに恐怖を煽る演出があるわけではない。
ただ、BGMが無いが故の静寂の上に、電灯をつけたときのジーッという雑音だったり、開かないドアを揺らしたときの無機質な音だったりが重なると、どうしても無駄な想像力が働いてしまう。

自分は今、忘れられようとしていた秘密を暴こうとしている...

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(彼女が来る)




あまり時間をあけてプレイすると記憶が飛びそうだったので2,3日で一気にクリア。総プレイ時間は17時間ほどだった。

このゲームをプレイするにあたって作成したメモはおよそ6000文字に到達していた...
もう年表作れるね(´・ω・`)

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気が向いたら加筆修正。

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