pui puiモルカーはエヴァンゲリオンである、しかも世界同時多発的な

喋った：

puipuiモルカーとエヴァンゲリオンの関係について、お話しします。
と言うと、おいおい１１１よ、そんな流行りの話題をムリヤリ託けた事を、などと思われるかも知れませんが、
まぁ最後はね、ちゃんと綺麗に着地するのでまぁ聞きなって。

えー、という事で、まず今の所の最新、モルカー１０話を観たんですね、あの痛車の奴。
でこれを観た時に、痛車にされて皆がぐわー怖い感じの黒い影になる、ってのは、
ああ、これはモルカーの子が幻視してる、周りに馬鹿にされるのではって意識だけの話で、
現実では無いんだろうな、
だから表現スタイルが違うんだろうな、というのは初見で分かったんです。
要は現実のモルカーはあくまでそういうイジメとかしない、善性をキープしたまま、
そういうプロットを組む為の方策ですね。
その辺りは分かった。一応、読み取り能力に一定の自信があるぞ、なんていうアフィ感想書きマンなので。

でその後、ツィッター観てたら

https://twitter.com/rakuichirakuthe/status/1369076750307581959

> アビーちゃんを眺めていた二匹のモルカー
>
> 一見ピアスなどしてチャラい感じがするが
>
> ピアスは魔法天使もるみと同じデザイン
> 横のもう一匹はもるみカラーである
>
> これ痛車プリントが羨ましくて眺めてるだけのただのオタモルカーだ！

というツイートを拝見して、概要欄にURLを貼っておきますが。

あーそうかーっと。
あの被害妄想の時、周りに居たモルカーがなんかピアスしてるのは気付いてたんだけど、
あれはなんかチャラ男風モルカーだと思ってて、でもそれだとわざわざああいう形の違うアートスタイルでもって、
あくまでモルカーの善性を担保したのとあんま繋がらないな、とは思っていたんです。

で、魔法天使もるみがピアスをしてるデザインなのは初見で気付いていたのに、
そこに繋がらなかったのはくっ、不覚、となる想いがしましたね。

そう、モルカーはシロモがずっとゾンビのままだったり、でなぜか今回１０話では普通に戻っていた？　っぽいんで、
それで１１話がタイムトラベル界で、ここでなんか解決するんじゃないかとか予想されてたり、
そういうプイプイ可愛い奴ら、っていうメイン以外に、端々で細かい読み取りが楽しい所をやってますよね。
考察しがいがある。

ではい、これが冒頭に繋がる訳ですが、
これがまぁ世間の、エヴァンゲリオンの楽しみ方と割と一緒じゃないかなあと。

その上で言うのですが、今やモルカーは台湾とかでも繰り返し放送しまくったり、
あとamazonプライム、ネットフィリックス、
というかそもそも始まりがyoutubeですから、全世界共通、ほぼラグ無しで公開されてる状態なんですよね。
これはもしかしたら、過去に例を見ない、今だからこそなのかも知れない。

でしかもモルカーは、言葉を用いない、いわゆるノンバーバルな作品なんですよね。
ここがエヴァンゲリオンと違う所で、エヴァはどうしても放送時期に差が付いてしまっていますし、
またその世界観は主に難解な言葉での匂わせ、という形で……少なくとも読み取る側はやりがちじゃないですか。

でもモルカーは世界同時、しかも言語に関係無いという事で、
言わば世界共通の考察というかね、読み取りをしているんですよね。

少しですが海外の反応ブログとかでもモルカーの反応とかあって、
面白い考察が読み取れて、それを読むと世界共通だっ！　ってのが感じられると思います。

世間はモルカー流行ってるよね、とか一言で終わらせがち、
で何か言葉を継ぐとすれば短いからねとか、色々なプラットフォームで観られるからねとか、
可愛いからねとか言葉使ってなくて誰でも楽しめるからね、とかぶつ切りに言うくらいだと思いますが、
それ自体が過去にムリに当て嵌めようとする類型的な分類になってしまったり、
あるいは、だけれど本当に100%新奇な物って理解されないぞってのもあってですね、
それらぶつ切りな物をきちんと並べて、そして過去のコンテンツの流れにも繋げる、
そういう見方をしてこそ感想マンであるよなあと、
それが未来の役にも立つよなぁ、と思うのでしたよ。