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MT5のバックテスト環境 決定版!MT5のバックテストにはこれを使おう

■最初に

こんにちは!べっくです!

MT5のバックテストで使用するデータには、ブローカーごとに違いがあります。正確なバックテストを行うために、どのMT5を使うべきかを解説します。
結果だけ知りたい方は下の目次の【結果】または【記事内容まとめ】をタップして飛んでください!


■MT4とMT5の違い

まずはMT4とMT5の簡単な違いから理解してください。

  • 動作速度: MT5は高速処理が可能で、マルチスレッド対応。

  • 時間足: MT4は9種類、MT5は21種類の時間足を提供。

  • 気配値と板情報: MT5はより詳細な気配値と取引板情報を表示。

  • インジケーター: MT5は標準で38種類、MT4は30種類。

  • 対応ブローカー: 海外ではMT5が主流。

詳しくは下のサイトにあります👇
https://www.threetrader.com/jp/blog/difference-between-mt4-and-mt5

■使用データの重要性の説明

バックテストにおけるティックデータの有無は、結果の精度に大きく影響します。

バックテストはリアルティックデータを使用することで、より正確なテストが可能です。
※赤線が取得できるティックを表しています。

Ava Trade USDJPY ティックデータ
2018年12月~2024年現在までのデータ確認

・ティックデータの有無の重要性

例えば上のAvaTradeでは【2018年12月12日から2024年7月17日まで】のデータが使えますが、それ以前のデータがないため、品質が低下します。

これがバックテストをかける時にリアルティック品質が高く保たれる範囲となっています。

以下は実際にバックテストをかけた時に出るレポートの一部です。
※リアルティックに基づいたすべてのティックを設定したバックテスト

①Ava Trade 2017年1月1日~2017年12月末
バックテスト結果
データがないので品質が0%表示
②Ava Trade 2019年1月1日~2019年12月末
バックテスト結果
データがあるので品質が100%表示

①はティックデータがない期間なのでヒストリー品質は0%
②はデータがある期間なのでヒストリー品質は100%

ティックデータがない期間は品質が0%となり、データが存在する期間は品質が100%になります。正確なバックテストを行うには、データの有無を確認することが重要です。

なので調べていない方は今使っている環境がある方は自分のバックテスト環境で必ず確認してください!!

・リアルティックと全ティックの違い

次にバックテストで使用するデータの違いについて説明します。

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