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強さとは、弱さを認められること

だいぶ前に撮影した画像。いかに記事を更新していなかったがわかります……。

ご無沙汰しております。しばらく投稿をしていませんでしたが、僕は元気です。いろいろと多忙で、投稿をさぼっておりました。

ここ最近も、もちろん世界は動いている。着々と。ただ、個人的にはかなり膠着状態とみていたので、しばらくは情報断食をしていた。

食事も情報も、まったく取らないと、体や頭の排毒作用が進む。情報を多く集めることは大切だけれど、ときには入れないことも大切なのです。

この世界大戦は、熾烈な情報戦でもあるので、情報を取り入れずに、頭と思考の排毒を進めることで、あらためて見えてくることがたくさんある。

身近で手に入るもっともらしい情報のほとんどが、実は、意図的な偽だとしたら? そんな思いにも駆られる今日この頃。

情報をシャットアウトしていれば、僕の身の回りには、なにも起こっていない。あるのは、平凡な生活と日常。UYとの喜怒哀楽や、犬たちとのひととき。それだけである。危険なウィルス? 重症者? パンデミック? そんなものは、どこにもない。

情報には、ありもしない幻想を、さも現実であるかのように誤認させてしまうという側面がある。大量に流されるくだらない情報に、みんな踊らされている。そういう状況になったときは、一度リセットするほうがいい。本当に必要なものだけが見えてくるから。

Eriさん、YukkieさんのQAJFさんの情報だけは、常に追いかけている。QAJFの皆さんには、本当に助けられています。ありがとうございます。

最近始まったEriさんのメルマガには、[Woo]というワードがあった。

本当にそうで、僕ら庶民は、信じられないような情報と支配の檻に閉じ込められている。昔、僕の恩師は、それを「人間動物園」と言っていた。

僕らは、いつでも、言葉や情報によって、純粋な思考を支配されている。事実や現実があろうとなかろうと、誰かの流した意図的なものによって、自由を大幅に制限されている。もうそろそろ、それらの歴史的な枷と柵を外さなければいけない時代に入っているのだろう。

とても長い時間が流れている。

とても多くの情報が流されている。

そういうときは、いったん、入れるのをやめる。

そうすれば、また、自然と必ず入ってくる。

世界に蔓延する傲慢性

この世で生きていると、常に、他人からのくだらないナルシシズムに晒される。

僕は、丸山健二先生の、「ナルシシズムを徹底的に排除すべし」という言葉を大切にしているので、そういうものを自分のなかからも、なるべく排除しようと努力しつづけているし、ナルシシストからは距離を置こうと思っている。

日本人のほとんどは、みんな、幼稚なナルシシズムに囚われて、まともな人間性を失った半動物のような惨状である。

ほとんどの人は、マスコミや教育、ネットの安易な情報に踊らされて、偽の人生を歩まされている。何者かにならなければいけない・人よりも上に立たなければいけないという不要な焦燥感によってのみ、動かされている。でも、実は、それらはすべて必要のない、偽りの幻想だ。

人よりも強くなろうとしている人、
人よりも優れようとしている人、
他人に優越しようとしている人。

そういう他者意識に埋もれてしまった人たちは、例外なく、みんな、心の弱い人だ。そのことに気付いている人は、どれくらいいるだろうか。

本当に強い人というのは、じぶんの弱さを完全に受け入れられる人。

ありのままの自分を受け入れて、穏やかな心で日々を淡々と、粛々と過ごしていく。それだけでいい。

そうすれば、自分にも、他人にも、

ああせい、
こうせい、

と迫る必要もないことがわかってくる。

これが結構、なかなか難しいことなのだけれど。

また、次の投稿まで、しばらく時間が空くかもしれませんが、ここで書きたいことは、ほとんど過去の記事に残してあるので、それもいいかな、と思っています。

時期が来たら、また投稿頻度をあげていきます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

おまけ

そういえば最近、

「いまはグーグルがあるから、どんなことだってネットで勉強すれば理解できる。人から教わる必要なんてない」

と言っている、若い人を見かけた。

僕は、これは大間違いだと思う。

情報というのは、あくまでも情報であって、情報だけでは、実像は絶対に得られない。脳細胞の認識を甘く見た、若々しいフレッシュな考え方だなと思い、微笑ましくなった。

どれだけインターネットが発達しても、そこから得られる情報だけでは、絶対に事実や実像は得られない。情報だけで知ったつもりになっている人は、ただの受験秀才であり、つまり、使い物にならない。

本当に必要なのは、情報ではなく、体験である。これは、人間が人間である以上、絶対に変えられない。

「ネットさえあればなんだってわかる」

こういう発言をする人が増えているのだから、社会も劣化するはずだ、と思った。

大愚和尚のお話を聞いて、勉強をしている。

教わる力、
伝える力、
行動する力、

とても大切だと思います。