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アフターコロナ

緊急事態宣言解除から1週間、6月中は、我がオフィスのリモートワークは継続中。私は2日間だけ出勤すれば良いらしい。思えばこの2か月、リモートワークで全く問題なかった。オフィスから持ち帰ったのはノートPCのみ。なんだデスクとか書類とか何もいらないんじゃないか。次の出社で全部処分しよう。断捨離。

私にとっては通勤時間の分だけ単に勤務時間が増えることになったリモートワーク。が、天気の良い日は仕事前に洗濯したり、再配達でない宅配便を受け取れたり、PCのスイッチをオフした直後にお風呂や晩酌を楽しめて、そのまま寝ていいなんて、働き始めて初めての経験だ。家で飲むワインや焼酎の質があがり、そしてその酒にあうメニューを考えるようになって、食材を買うようになった。調味料も揃えるようになって、収納棚の入れ替えをした。

週5日出社する。それが当たり前だと、20代の頃から思っていた。少しぐらい具合が悪くても満員電車に乗っていた。当たり前でない日常は、確かに最初は不安だったけど、時間や必要なモノの価値の概念を変えてくれた。

Zoom会議は毎日あるけれど、別に顔は毎日晒さなくても良いからメイクをしない。その代わり朝晩ゆっくり丁寧に顔を洗う。外に出るときはマスクだから、日焼け止めとリップクリームだけで足りる。毎日でなくても洗濯すれば、必要な衣類もほんの少しで良いことに気づいた。着心地の良い何枚かを残し、衣替えのタイミングで一気に捨てた。毎日通勤せずに済むなら、コート、ヒールやバッグも買い足す必要は全くない。それなら毎日ぐっすり眠るための枕や、マットやシーツなどを新しくしたいと思うようになった。意識って、変われば変わるものだ。

新しい生活様式。根付くかどうかは自分の今の気持ちを忘れずにいられるか、にかかってる。忘れないためにも、記録しておくことにする。

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