✩コットン使い✩

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なぜ化粧水にはコットンを使うの?

化粧水をつける時、手のひらでさっとなじませるだけではムラになりやすく、細部まで十分になじんでいないことも。また、化粧水がこぼれたり、手にベタつきを感じたりして、ついお手入れを軽く済ませがちです。

一方、コットンを使うメリットは、なんといっても化粧水が肌のすみずみまで均一に行きわたるということ。常に一定量の化粧水をコットンにとどめた状態でパッティングできるため、角層にしっかり届けることができるのです。お手入れ動作も丁寧になり、小鼻まわりや髪の生え際、フェイスラインといった細部まできちんとケアできます。

さらに、化粧水をたっぷり含ませて肌にのせればパックも可能。ふきとりケアでくすみのもととなる古い角質を絡め取ったり、パッティングで皮膚温を下げてメイク崩れを予防することもできます。

このように、コットン使いにはうれしいメリットがいっぱいですが、やり方を間違えると摩擦が刺激になることも。そこで、正しい使い方をおさらいしておきましょう!

コットンの正しい持ち方は?

コットンの表面をよく観察すると、繊維が一定の方向に流れているのがわかります。たいていの場合は、寸法が長い方向に繊維が流れるように作られています。この繊維の流れる向きに対して垂直になるように指に挟んで持つことで、繊維のヨレや毛羽立ちを防ぐことができます。

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持ち方は、コットンを横長にして中指と薬指にのせ、人差し指と小指で両端をはさむ「指2本がけ」が基本。細かい部分は中指のみの「指1本がけ」に切り替えてもOKです。

化粧水の量はどのくらい?

化粧水の使用量が足りないと、コットンの表面がパサついて毛羽立ちの原因になったり、乾いた部分が肌に当たって刺激になったりすることも。500円硬貨大よりやや大きめに、たっぷりとコットンに含ませるのが基本です。

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しっかり保湿できる、化粧水のなじませ方は?

1.最初に頬や額といった広い部分にコットンを当て、顔の中心から外側に向かってゆっくりとすべらせるようになじませます。

2.目もとや口もと、鼻まわりといった細部まで、やさしく丁寧になじませましょう。もし化粧水が足りないと感じたら、少量ずつ足してみて。

3.忘れがちなフェイスラインや首までしっかりなじませて、お手入れ完了です。
毛穴に効く、パッティングのやり方は?

毛穴の開きや皮脂浮きが気になるなら、化粧水をなじませた後、コットンでパッティングするのもおすすめです。

パッティングといえば、肌にパタパタと叩きこむイメージがあるかもしれませんが、必要以上に強く叩くと肌に負担がかかるので注意。下から上に向かって、風を送りながらなで押さえるような感覚でつけていきましょう。頬や額などの広い部分から始めて、目もとや口もと、鼻まわりまで丁寧に行って。

肌がひんやりしてきたら、お手入れ完了の合図。皮膚の表面温度を下げることで、肌を引き締めることができます。
コットンを使わない方が良いのはどんなとき?

肌が敏感に傾いている場合や炎症を起こしている場合は、コットンの摩擦が刺激になることもあるので、手で肌をやさしく押さえるようになじませましょう。手に汚れや雑菌がついているとニキビや肌荒れを悪化させることもあるので、前もって手を清潔にしておくことも忘れずに!

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