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大人になるという事

この記事は個人的見解です。

「アーミー、浮気するなよ」と言っていたテテが「アミは親友です」と言うようになってずいぶん経つ。この言葉は、自分の大好きなこと、自分の大好きなものや人をアーミーと共有したいテテの、将来誰かと人生を共にするであろう自分やメンバー、そしてその時のアミが未来で穏やかな気持ちになれるためのクッションともなる優しい言葉だと思った。

純粋な天使と真っ直ぐな小悪魔。その両方。シンギュラリティのパフォーマンスそのもののテテ。薄目で少しこちらを見て、ファンの気持ちを見透かしたようにふふっと笑う。あの妖艶なパフォーマンスはテテにしか出来ない。テテそのもの。

でも、テテがシンギュラリティの説明で話していた「仮面で自分の内面を隠す男。笑っているように見えて心では泣いている。心は憂鬱だけど人には嘘をついて笑顔を見せる。」なんてことは実際には起こって欲しくなかったから、テテがアミに教えてくれる歌が柔らかく、幸せな歌だと安心する。でも、本心は分からない。ただ、その中には恋の歌もある。


2020年のカウントダウンで、Vliveのカメラの向こうにいるアミとの配信の秒単位の時差まで考えられてしまうテテだから、たくさんのアミを瞬時に感じ取れてしまうテテだから。コロナ禍でそんなアミの不在の中で仕事をするという、今までの仕事の価値観を覆されるような体験をした後に、「自分の人生は一度きり。楽しく幸せに生きて終えるべきだよ」と語った中にはその考えに至るまでの大きな葛藤が見えるし、その「幸せとは」という出口の無い問いの答えを解決する手段として、自分の幸せを追及すればそれがアミの幸せにもなる、という究極の答えを見つけたようにも見えた。それが「90%のアミは分かってくださる」という発言にも繋がって来るのかもしれない。


2年後、3年後のテテは、2年前、3年前のテテと今のテテに違った魅力があるように、次もまた新しいペルソナのテテになっているだろうし、今のこの時期を経た後のテテがどんな風にまた美しくなるのか、きっと、マグマから生まれたダイヤモンドがようやく地表に出たように、経験の汗が光る美しい宝石のような青年になるに違いない。

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