Kenny Barron熱愛①

ケニー・バロンというピアニストが好きです。25歳くらいの時に、営業先だった銀座のJazz Barのバーテンダーから紹介してもらったのがきっかけでした。それ以来15年以上、延々と聞き続けています。メインを張るというよりサイドマンとして活躍していて、本人名義以外でもそれなりの数のCDが販売されています。Amazonで購入できるものは一通り購入しました。とりあえずのおすすめは、ピアノトリオ「Live at Bradray’s」、チャーリー・ヘイデンとのデュオ「Night and City」、ジョルジュ・ロベールとのデュオ「Peace」の3枚です。ほかにも素晴らしいものはあります。特にスタン・ゲッツとのデュオ「People Time」は気合入りまくりなんですが、一生懸命すぎて疲れてしまうというか、聞き続けると疲れてしまいます。ケニーバロンの良さというか、自分にとっての気持ちいいポイントは、ガンガン弾くというよりは、熟練のプレイヤーたちと対話を楽しむように、ゆったりと余裕を感じながらもやってることはハイレベルなところです。そしてライブ盤だと1曲が長い。前述の「live at Bradray’s」の1曲目は約15分ですが、何度聞いても飽きません(ちなみに曲名も長い!)現在も現役ですが、80年代後半から90年代の録音が脂が乗りきっていておすすめです。

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