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漏斗胸との闘い〜手術を辞めた理由〜

『ビートボクサーなのに、なんでカラダを鍛えてるんですか?』っていう質問を前々からもらっていたんだけど、

このタイミングに、打ち明けようと思います。

実は、カラダにコンプレックスを持っています。

皆さんは「漏斗胸(ろうときょう)」ってご存知ですか?

わかりやすく言うと、胸の真ん中が凹んでしまう病気です。

凹みが重度だと臓器を圧迫してしまったり、呼吸がうまく出来ないなどの症状が出てきます。

僕の場合は日常生活には全く支障のないとても軽度ではありますが、幼い頃からこの漏斗胸を持っています。

中高の野球部時代から、部員にこの凹みをいじられ、嫌な思いをした事もあります。

大学生くらいの時からは特に、周りと胸の形が違うことが気になりだしました。

服を着ても真ん中が凹みがちでTシャツがなんかサマにならないんです。

海やプールなど、上半身を見せるシーンでも、この漏斗胸が気になり、よく友人の誘いを断っていました。

そして20代中盤の時に、漏斗胸を治そうと専門医に出向いてみました。

治す手法としては、
胸の両サイドに穴を開け、そこから鉄板を入れて逆に曲げ、数年単位で胸骨を矯正する。(歯の矯正と要領は同じ)

ただその場合、鉄のプレートが入っている間は過度な運動はできない。

と言われました。

それと同じタイミングで出会ったのがフィットネスであり筋トレでした。

筋トレをすれば、つまり鍛えたいところを的確に鍛えれば、自分のコンプレックスをなくせるかも。

そう思い、手術をやめ、筋トレを始めました。

写真の通り、元々ガリガリの痩せ型体質で、胸も凹みが目立っていましたが、いろんな人の支えがあり、なんとか今日のカラダになりました。

自分のカラダをさらけ出す
とても嫌がっていた行為を不特定多数の前で出来るようになったのも筋トレのおかげです。

まだコンプレックスが完全に消えたわけではありません。根本的に解決したわけではないので。

でも、少なからず、筋トレで変われると証明したかった。

同じように漏斗胸で悩んでいる人はたくさんいると思うんです。

その人達を少しでも勇気づけられたら、僕が2年間やってきたかいがあります。

これからは、もっとかっこいいカラダになって、コンプレックスを愛せるようになりたい。

自分を愛せるようになりたい。

これからも自分磨きを続けていきます。

努力すれば必ず変われます。
そしてその努力はいつか必ず報われます。

やっててよかった! そう思える日が必ず来ます。
それが、僕にとっては、まさに今日でした。

この投稿が、見てくださる皆さんの心に、何かしら響いてくれたら嬉しいです。

嫌なら動こう!
変わろう!自分の理想に向かって!

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