【パイプ煙草】サミュエル・ガーウィズ スクワドロンリーダー | SAMUEL GAWITH SQUADRON LEADER

とんでもなく美味しい。
個人的には、「刺激的な程までに美味しいくせに洗練されてやがるなタバコNo.1」です。
入手性が悪く買えない事もあるので、あまり教えたく無い銘柄かもしれません笑

みんな、こんな美味しいタバコ吸ったらおかしくなっちゃうから、吸っちゃダメだよ!

イギリスのサムエルガーウィズ、というと少し身構えるパイプスモーカーが多い気がします。美味しいがテクニックが必要的な?
個人的には同じくSGのファイアダンスという銘柄があり、結構好きなのですが彼方のフレークの方が難しい印象。スクワドロンリーダーはイージースモークしていても十分に美味しいです。
一方でファイアダンスはライトな味わいで、どんなふうに吸っても美味しいタバコですが、バージニアの旨味を引き出そうとすると少し難しい。

それはさておき、パイプスモークを初めて、吸いやすい銘柄をある程度歩き終わった人でラタキアの美味しさを知ってみたい人にはお勧めです。

バージニア、ラタキア、オリエントで、缶を開けると独特の発酵臭がします。
初めてだとビックリしますが、安心してください。火をつけると美味しいです。
もっとラタキアが強いと腐敗臭っぽい匂いがしますが、これはそれとも違うので、オリエントの香りなのかな。

しっとりした葉をほぐして缶から出して、パイプに入れてフワッと押して、もう一回入れた後はぎゅっとします。
詰める強さは諸説ありますが、ヤクルトの蓋を押して開けるくらいの強さが自分は好き。

そして火をつけてみると・・・!!!!???
何これ、一口目から美味い。

いや、ほら、、、パイプタバコって序盤は甘み?中盤からしっかりしてきて、最後にクライマックスの美味さっていうじゃない?
一口目から、いきなり、何の前触れもなく、突然に、美味しい。

頑張って説明してみると、序盤はやや酸味と甘みが支配的でオリエントの刺激があります。しかしよく味わうとラタキアの蒸された脂っこい旨味と、バージニアのからりとした紅茶のような風味も見つかります。
中盤からは酸味がやや後ろ、、じゃない、後ろからウッディ感、ラタキアのじっとりとした旨味が我も我もと前に出てきて並んできます。
最後まで少しずつバランスを変えながらも、素晴らしいハーモニーが口の中で踊り続け、時々チクリと刺激してきます。

とっても味が濃いのですが疲れないところが不思議で、「あぁこんなに美味しくて濃くて、、大丈夫なのか?」とウットリしたまま最後まで吸ってしまいます。

あぁ、書いていたら吸いたくなってきた。

手持ちのパイプの中では、やはりイギリス製のBBBで吸うのが一番美味しく感じます。なんて説明したら良いのだろう、キャラメルっぽい甘みと独特の香ばしさが・・・ぐわっと来ます。

ラタキア系で同じく吸いやすいものの、もう少しジットリとした暗い味わいのマックバレン ラタキアフレイクも大変美味しいですが、残念ながら日本では終売となってしまいました。
タバコは買い置きしない主義でしたが、こればっかりは無くなったら悲しすぎると、10缶ほど買い溜めしました。
しかし、スクワドロンリーダーと出会ってしまった事と、吸った分減っていき手に入らないという悲しさに負けてストックを全く吸わないままに1年半が過ぎ去ってしまいました。
・・・そろそろ1缶だけ開けてみようかな?

もっとイギリスパイプ欲しいなぁ
でも高いなぁ

BBBで十分美味いから、これでいっか笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?