【葉巻】 ラストカウボーイ | Last Cowboy by Sinistro
立派なサイズ感。トロっていうのかな?
見た目も変わっていて先端部を、色の浅い葉で1センチほどの幅で包んで蓋をしてあります。
● 着火
変わった蓋のような葉に着火。
意外と普通に着火できた。
スパイシー、酸味、苦味。
ワイルド。
ざ、アメリカン煙草
甘みのない革
スパイシーで香ばしい酸味苦み、うっすらとカラメル
落花生の薄皮?
超マルボロ?
これを、この長さ吸うのは疲れるかもしれんぞ。
どんな変化をするんだろう?
● 蓋が燃えた後
柔らかな甘味が出始める
吸い込み スパイシーな酸味
吐き出し 立ち上がるナッティ 酸味柔らかくなった
塩味 香ばしさ継続
ニコチンの強さは感じない
ワイルドな印象は継続しつつも丸みを帯びてきた
中煎りで美味しいキリマンジャロぽい
キューバのような「これってタバコなの?美味しい!」ではなく「マルボロをとてつもなく美味しくするとこんな感じ」みたいな印象
30秒程ふかして、30秒休憩を繰り返す。
吸っている時はスパイシーな酸味を吸い込んで、ウッディな苦みを吐き出す。
休憩中は酸味が徐々に引いていき栗のような香ばしさと柔らかい甘味が現れる。
この酸味、面白いな。
割と強く感じるんだけど、口を休めるとスッと消えていく。
初めて吸うタイプの葉巻だ。
紙巻きタバコに通じるような味が支配的なんだが、数倍の旨味。
口を休めていると、モンテクリストっぽいウッディな香ばしい甘味。
1/4を吸ったあたりから、ウッディ感が増してきて酸味が多めの煙草味から、徐々にマイルドになってくる。
美味い。美味いぞ。
60分で半分吸ったところで長休憩
ニコチン酔い等は無い
● 1時間後に再着火
強い苦みでスタート
置いておいたの失敗だったかな?
でも、嫌な苦みじゃないので美味しく頂く。
1センチくらい吸うと消す前の味が戻ってきた。
ザ、アメリキャーンタバコ!
酸味は控えめで、今度は苦みとウッド感が支配的になる。
先ほどは苦みと酸味がしっかりしたマンデリンを飲みながら吸っていたが、水にチェンジ。
20分ほど仕事をしながら味わい続ける。
「強烈な旨味!」みたいな感じではないので、他の事をしながら吸っていても邪魔しなくて良い感じ。
旨味とスパイシーな苦み、小休止するとスッと引いていく酸味と苦み柔らかい甘みを含んだ香ばしさが口内を包む。
● ニコチンでノックアウト
うーん美味い。
でも、腹が減ってきたなぁ
残り1/4程に達したところで酩酊感と、内臓が蠢き出す気配が出てきた。
ニコチン酔いの前兆かな。
でも美味いから止めたくないな。
更に10分ほど吸ったところで、明らかに胃が苦しみ出したので中断することにした。
水を多めに飲みながら、作業を継続していると
栗のような旨味、背後に朽木、ぽわーっとした酩酊感が全身を包んでいて作業にならないので、吸いながら書いておいたメモを見ながら当レビューを書き始めた。
次の再着火時に、苦みとかえぐ味が出たらお別れだな。
でも、10ドル前後でこれが吸えるなら、週に数回デイリーシガーとしてはとても良いかもしれない。
願わくば数回に分けて吸っても美味しいと良い。
そうなれば、一気に常喫候補となるので箱で海外から取り寄せるかもしれない。
にしても空腹感のせいか、この葉巻の特徴なのか酩酊感が来るのが急激だった。
寝る前とかに吸っていたら、途中でポワポワになって布団に潜り込むことになりそうだ。
昼食に出るためにシャキッとするまで、どのくらい時間がかかるだろうか。
もう少し水を飲んで、落ち着いたらシャワーを浴びよう。
● ファイナル再着火!
いやぁ、まいったまいった。
20分くらいベッドの上で水を呑みながらぐにゃぐにゃしてしまいました。
その後、シャキっとしてきたので昼食といくつかの用事を足しに外出。
帰宅後は仕事でわちゃわちゃしていたら夜中になってしまいました。
というわけで、8時間ほど開けて最後の6センチほどを吸っていきます。
再着火直後は、苦味もあるがダークファイア系のシャグのような鰹節感が追加されて、美味しくスタート。
あれ、、、これ何度も休憩しながら吸えるなら良いぞ?
吸い込む際の酸味は主張を抑えて、代わりに苦味と鰹節。
吐き出す時には、湿った朽木感。
パイプで好んで吸う物に似ている味だな。なんだっけ マックバレンHH オールドダークファイアだ。
● 4センチ残ったところでリカット
ちょっとエグ味も出てきているので、リカットしてみた
うんうん。
味が透き通ったぞ。
HH ODFは、ストックがないと心が不安定になりそうなくらい好きな銘柄なので、もちろん美味しく楽しめています。
葉巻が短くなるにつれて、ジュクジュクとした鰹節や朽木、ダークチョコレートが濃くなりウットリしてきました。ニコチンの酩酊感もあるかもしれない。
● 終煙
もう終わりか、寂しいな。
と思いながら、2.5センチほど残して終了。
中盤までの、軽くてスパイシーなところから、後半でジクジクとした鰹節系の美味さに変化していったのは、かなりスリリングで面白かった。
アメリカの葉巻? 値段も安いな。
ははーん、適当で大味な葉巻なんだろ?
と、思って吸い始めたが、新しい体験となった。
第一印象は、ウルティメイトマルボロ。
なんというか、日本でありがたがられている葉巻とは明らかに違う世界観。
そこから、あれ口の中に葉巻らしい味が堆積してきたぞ?
ミロのマデューロ系の旨味を堆積してるくせに、吸った時はスパイシーな酸味、そして少しずつミルクティーの隠し味を増してきた。
最後は、美味いタバコの大団円。
なんだよ、騙しやがったな。
しかも、1回じゃないぞ何回もだ。
めっちゃ意匠を凝らした、旨味たっぷりな葉巻じゃないかよ!
これはあれだな。
1日1本吸う日を、週に数回欲しくなるやつだ。
昼前くらいに着火して、少し吸ったらランチ。
食後に再着火して中盤まで楽しんで、夕食を食べた後に最後のジクジク系の味を楽しんだら1日が終わるやつ。
改めて不思議体験、新体験。
プレゼントしてくれた後輩ちゃんに感謝。
買える場所は、まだはっきりしていないですがこちら。
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