本帰国が決まった春(2024.4)

4月頭に日本から帰国後、時差ボケに3、4日悩まされ、同時に気持ちも落ち込んだ。一時帰国後、わりと毎回病む理由は今だにわからない。これは喪失感や達成感から来るものなのか。別に日本に帰りたいわけでもないのに。センシティブでエモーショナルな気持ちになるのは全部春のせいかなとも思ったり。

しかし天気が良くなり暖かくなった途端、私の気持ちは一気に晴れた。
春になりサマータイムが始まり、ドイツにもまた黄金のシーズンが来た。家族みんなで自転車に乗りどこかへ出かける人、テラス席でビールやワインを美味しそうに飲む人、山や公園で太陽を浴びて自然を感じ、ただただリラックスする人たち、赤ちゃんや動物にニコニコしながら声をかける優しい人々。満開に咲くチューリップや菜の花をみながら、この国のこの季節は最高だなーと幸せを感じつつ、もうこれがドイツで最後の春なんだなと思うと寂しくて、今までの思い出が蘇ってきて胸がキュッとなった。雑な言葉を使えば、エモい。エモすぎる。
最近帰国後のことを考え、〜しなきゃ、〜できてない、〜が不安だ心配だ、と考えることが増えたが、今にフォーカスして今を楽しむ、わがままに生きることも大事だなと思うようになった。
これも天気がそうさせてるので、天気って、太陽って本当に重要で偉大なものだなと改めて感じている。

4月末に、本帰国が11月末でほぼ確定と知らされた。終わりが決まるとやはり寂しいが、まだ実感は湧かない。予定よりも早めの帰国になりそうなので日本食は食べ切れるか、バイトはいつ辞めようか、日用品のストックを買うのもそろそろやめないとな、とそんなことばかり考えている今日この頃。まだ感情的にはなっていないけれど時間の問題なのだろうか。半年後にこの国を去る時、どんな感情を抱くのかは今はまだはっきりとは予想できない。とにかくカウントダウンが始まったため、何度も自分に言い聞かせているが今を大切に生きたい。

ちなみにパソコンの関係もあり2ヶ月近くwebの勉強がまともにできていないため、5月からはそちらのエンジンをかけていかなければ。noteもこれからはタイムリーに綴っていきたい。