今年のドイツ語学習記録

今年度を入ってから私のドイツ生活は充実していて、最近は今までで1番楽しいかも、と感じることできている気がする。
その理由は再びドイツ語学校に通い始めたことが大きい。

前回はオンライン授業を半年受けて、あの時はあの時で充実していて満足していた。ゼロだったドイツ語が少し話せるようになり、人とコミュニケーションがとれる楽しさを知った。他では感じることのできないやり甲斐や幸福を味わうことができた。

あれから約一年半が経ち、今回は対面授業。対面のほうがやっぱりおもしろくて、意外にも楽しく通うことができている。もともとは全く期待していなかった、友達ができたことも大きい。若い子が多いため新鮮な刺激をもらっていて、なんだが学生時代に戻った感覚を経験させてもらっている。
肝心のドイツ語はというと、上達しているかどうかはわからないが、学校に通っているというだけで自信がついた。ドイツ語を話すことへの恐怖心が減り、現地の人との距離がまた少し縮まった気持ちになれる。
目に見える上達は置いといて、目に見えない自信をくれる学校。学校が私のドイツ生活により一層彩りを加えてくれた。
自信を持ち続けるためにも本帰国までドイツ語を学ぶことを止めず、できれば学校にも通い続けたいと考えている。
こうして学びたいことがあるってとても貴重で幸せなことだなと思うので、自己投資を惜しまずに続けていきたい。



といった文章を綴ったのは1ヶ月半前の5月の話で、現在はクラスが一個上がり、クラスメイトも変わり、内容も難しくなり、私のドイツ語に対する意欲も低下している。(笑)クラスが変わった直後は、学生時代にクラス替えで仲の良い人たちとクラスが離れてしまった新学期の寂しさ、みたいなものでさえ感じた。こんな青春時代の感情を再び感じさせてくれてありがとうとも思っている。(笑)
もうすぐクラスも終わりで学校も夏休みに入るので、私も一旦お休みして秋にテストを受けようと思っているところだ。



と、ここまで綴ったのは7月であり、今は12月。先週やっとドイツ語の試験を受け、私のドイツ語学習はひと段落した。学校に行ったり(約1年)だらだらと自主学習したり(これも約1年)、嫌になったらサボったり(これもまた約1年)しながら自分の気持ちに従ってゆっくり学んだ3年間。ようやく目標としていたレベルを受験でき、今は達成感と開放感と、ドイツにいる間に目標を達成できてホッとした気持ち。
とりあえず今年いっぱい休みつつ、来年どうするか考えようかと思う。来年は本帰国なので語学学習のモチベーションを維持するのが難しいのが今の率直な気持ち。残り短い駐在生活、苦しい思いをするのもな、と思っているので、最終的には思うがままに、自分の気持ちに従って行動するのが一番なのかな、と。