朝鮮人追悼式 小池都知事、今年も追悼文を出さない意向のニュースを見て感じた事
この時の返答の仕方を見て、これは、駄目だと思った。日本社会は、50年遅れていると思った。
1923年の関東大震災時には、混乱に乗じて「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などのデマが拡散。信じた住民らが朝鮮人らを多数殺害された事は紛れもない事実だ。
「歴史を直視するのは恥ずかしいことではない。向き合わないことの方が恥ずかしい。テレビでも本でも(在日コリアンらへの)ヘイトがあふれている今だからこそ、知事が送る追悼文には意味がある」
もし、ニューヨークの知事が黒人やヒスパニック系(ある種の民族)に対してこういう行為を行えば どうなると思う?
小池知事は、何故?こうしたのだろうか?
彼女は知っている。こうした方が自分の支持者が増えるからだ。彼女の大きな支援団体(例えば 日本会議)の顔色を窺っているのだ。
今の東京では、在日コリアンに冷たく当たっていた方が人気が上がる事を知っている。支持者が増える事を知っている。
こないだのアメリカでの黒人暴動、中国でのウイグル族問題、など、何故、差別は繰り返されるのだろうか?
答えは、簡単だ。 少数で弱い者に対して、圧倒的多数で強いと思っている者は、差別をして虐めて蔑む行為をすると快感を感じる者が多数いるからだ。
この差別を好む人達は、実は、アメリカでは白人、日本では日本人なのだが、どちらも経済的には中間層より下の人達で重労働に耐えており、今、現在、不景気で将来が見えてこない人達なのだ。 実際にアメリカでは、中東部の工業地帯の人達、東京では下町の低賃金労働者だ。
そういう人達の将来が見えてこない不安感、普段、真面目に仕事をしていても生活が良くならない怒りなどの感情を 差別対象のモノに向ける事で(黒人、在日が居るから我々の生活が良くならないんだ) それぞれの感情を収めようとしているだけなのだ。
政府、政治家、官僚は、そういうアホが多い事は、重々 承知で 怒りや不満が 自分に向けられる前に そういう差別的行為をして そちらに不満を向ける。 これは、わざと そうしている。(アメリカ、日本、韓国、中国のトップはよくこの戦術を使う)
マスコミもその事を良く知っている。視聴率が下がれば、韓国での大した事無い(本国ではニュースにもならない)事をニュースにすればいきなり視聴率が上がる。
我々は、賢くならねばならない。 物事の本当の意味を理解し行動しなければ もっともっと賃金は下がり、我々の生活は酷くなる。
ごく ごく 普通に考えて欲しい。 隣人と手を取り合って お互いに幸せに仲良く 暮らす方が、楽しくて良いに決まっているのだ。
あなたは、平和主義ですか? それとも差別主義ですか?
あなたは、思考停止を好み 感情をコントロール出来ない人間になろうとしていませんか?