歌う留年愚痴聞き野郎、先生になる。
●<はじめに>
現在、2020年3月1日。
大学4回の僕の同級生はちょうど、卒業判定が無事に出てるタイミング。
僕は無事に卒業判定は出んくて、
人生初の「同い年とのタイムラグ」を経験することになった。
そんな留年野郎が今から書く
自己紹介のような、決意表明のようなものに、
おそらく社会的信用は全くないんやけど、
自分が逃げへんための楔として、
あと、「少しでも多くの人に僕のこれからを知ってもらって、ちょっとでも気にかけてもらえたら」、
って僕の厚かましい、わがままな気持ちも含めて、文章にする。
※『愚痴聞き屋』について
このnoteを読んでくれてる人は、
僕のtwitter『まめ@愚痴聞き屋』のシェアから入ってはるから、
『愚痴聞き屋』ってわけのわからん名前の不信感を振り切って
読んでくれてはる勇者やと思う。ありがとう。
結論、僕はこの愚痴聞き屋って活動をこれからやっていこうと
思ってて、簡単に言えば、
「人の話を聞いてお金をお客さんの言い値(値段自由)でもらおう!」
ってこと。
※この文章の読み方。
この文章は時系列にすると、②→③→①→④→⑤になってる。
「長ったらしい話はいらん。さっと教えて?」って人は
①→④→⑤だけ読んでもらえばわかるようになってる。
僕のオススメの読み方は
①→②→③、でもっかい①に戻って読み直して、④⑤って進めていく読み方!(どんだけ読ますねん)
①<スタートアップでの長期インターン>
昨年の8月まで、僕は人材系のスタートアップ(要はできたての人材会社)で長期のインターンをやってた。
僕の仕事は、
『学生との就活面談、自己分析』
教師を目指してる僕としては最高の仕事やったし、
就活での成功体験も相まって、
「俺はイケる」って強烈な思い込みをしてたんやけど、
ここで伝説の記録を作ってん。
社員さんもかつての仲間も知らん、本邦初公開の大記録。それが、
『面談リピート率 0%』
50人以上と話をして、1回の満足度もそこそこ高そうやのに、
その後誰からの連絡もこーへんかった。
後になってわかった理由は
「1回の面談で全部聞けたしもういいです」
ただただ自分の知ってる話を伝えて面談終了。
面談の最後には情報の底が見えるから、
「あ、もういい」ってなるわな(笑)
ここで初めて、僕は僕自身に問うた。
「今まで誰と出会って、どんなことをしてきた?」
何にも言葉にできひんかった。
なぜか。それは僕のそれまでの20年間が関係してる。
と言うことで、僕のむかしばなしを少し。
(とはいえ長いから、さっと読みたい人は④へ!)
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②<むかしばなし>
むかしむかしあるところに、
坊主頭でぱっちりお目目。おでこの広いまめ少年がいました。
少年は、子供の頃からでしゃばりで、
何でもかんでも首を突っ込んでいました。
仕切りたがりな性格と、本名の「とおる」、
当時たまたま流行っていた「キシリトールガム」が
相まって、ついたあだ名は
『シキリトール』。
まめ少年は、それを聞いて、
「自分はリーダーに向いてるんだ!」と本気で思い込み、
偉そうに場を仕切りまくっていました
「リーダーやってる俺かっけえ」
とさえ思っていました。
自分大好き。超好き。
このころのまめ少年の人間関係は、
最初はよく話していた友達も、
クラスやカテゴリー(小中高)が変わると、ほとんど話さなくなる。
そんな関係性ばっかりでした。
しかしうぬぼれお豆。
「新しい学校ですぐに新しい関係を見つければいいや。
だって俺コミュ力モンスターだもん。」
そう思って過去の関係をバッサバッサと切りながら、
義務教育を越え、高校を越えました。
「俺はどんな環境にも適応できる!」
「この力は、きっと学校の先生になって輝けるんだ!」
浅はかにもそう感じたまめ少年は、国公立の教育学部へと進学したのです・・・。
③<むかしばなし>
もうちょっとだけ、この話に付き合ってほしい。
大学に入ると、いわゆるキャンパスライフが開花。
バイトで貯めたお金は、
『バドミントン(大学から始めた)の道具』と
『カラオケ』、
そしていわゆる『賭けボウリング』に全投入。
趣味は?と聞かれれば
「BKB!(Badminton、Karaoke、Bowling)」と答える
立派な大学生になりました。(くだらねえw)
そのままなんやかんやで2年が過ぎ、教育実習を経て、
まめ青年は就活をすることに。
この時、まめ青年は人生で一番の自惚れ野郎に化けます。
なぜか?
それは、就活では、自分語りの場がたっくさんあるから。
「みんな俺の話を聞いてくれる!」
「俺の話は面白いんだ!」
違うよ青年。向こうはそれが仕事なんだよ。
そんなことにも気付かず、まめは就活を爆走。
少年時代に培った、シキリマインドと思い込みを武器に、
面接、GD、グループワーク、インターンを自信満々に突破していきました・・・。
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④<自殺未遂と愚痴聞き屋>
むかしばなし、付き合ってくれた人ありがとう。
①から飛んできた人。ようこそ。
と言うことで、②③の20年間を過ごしてた僕にとって、
①は人生で初めて、かつ最大級に(初めてやったら最大に決まってる)自信を無くした出来事やった。
生きてる価値すら見出せへんくなって、
12月は1ヶ月間食べることと寝ることと死ぬことしか考えられへんかった。
この時期のことは正直スケジュール帳見てもうまく思い出せへん。
自分を見失うってあーゆーことなんかな、って今になって思ってる。
2019年12月25日。
人の家で包丁持ってる自分にふと気づいた時に、我に返った。
「このままやとやばい。」
その直感だけで、ただ何かを変えたくて、
大学に行って休学届けをもらい、書いて出した。
手続きしながら、「僕これから何するんやろ」って考えてた。
「歌うの好きやし歌手でもやろうかな」
そんな時に、部活の後輩が、
「愚痴聞き屋を大津駅前でやってきたんすよ〜」って話をしてくれた。
話を聞いて、直感で提案した。
まめ:「今週末草津駅前でそれ一緒にやろ。」
後輩:「いいっすよ!」
⑤<僕の答えは、「全部やる」>
キャンプ用の座椅子と毛布。1時間で作った『愚痴聞き屋』の旗だけ持って、
草津駅前でただ座る。
3時間やってお客さんは2人。
初めてのお客さんは大学3回生やった。
2人目のお客さんは僕の1つ年上の男性やった。
2人とも、愚痴聞き屋やのに全く愚痴をはかず、
夢とか将来の話をしてくれた。
素直に、素敵やと思った。
僕は話をさせてもろてただけやけど、
話おわった後には二人とも
「楽しかった。」「珍しい経験ができた。」
ってゆーてくれた。
男性は
「出会えてよかった。」
なんて素敵な言葉もくれた。
(そのあと、後輩と二人でしばらくにやけてた。)
そんな2人と出会って、
僕の中で全てがカチっと繋がった。
「愚痴聞き屋は、
独りよがりで人の話を聞かず、誰との思い出も大切にできなかった僕
にとって
たくさんの人に出会って思い出を作れる最高の活動
なんとちゃうか。」
「話をしてくれるお客さんも、
たまった想いを吐き出して気持ちが軽くなったり、
話す事で新しい発見をする事も出来るんやん。
話聞くってすげえ」
「これから出会う人たちが主役の物語作ったら面白そう。」
「でもどうやって形にしよう?」
「どうやって発信しよう?」
出た答えは
「新しく見つけたやりたい事(愚痴聞き屋)」
「シンプルに好きな事(歌手)」
「子供の頃からの夢(教師)」
を『全部やる』
1,まずは話を聞かせてもらおう。
2,その上で感じたこと、その人に伝えたいこと、
あるいはその人の物語そのものを、
歌手として歌の形にして残して、伝えよう。
🔽
3,いつか、夢を追いかけた僕の経験と、
出会ってきた全ての人の物語を、教師になって子供に伝えよう。
(子供達の愚痴も、夢も聞こう。)
僕は『聞き、歌い、伝える。』その中で、
誰かが『話し、聴き、知る。』
僕の『聞き、歌い、伝える。』が
『誰か』の救いに、力にもしなれば・・・
こんなに嬉しいことはない。
「今まで誰と出会って、どんなことをしてきた?」
二度とこの問いには負けない。
●<少し先の予定について>
と、これが僕の原体験とやろうとしてることやけど、
ここで、先述の、『全部やる』の3番。
教師になりたい。ってところをもう少し話して終わろうと思う。
結論、僕は夢を教えられる先生になる予定。
それは、自分がこれまで、夢を見ることから逃げてたことも、
夢を見ることを教わらなかったことも関係してる。
「夢を見たことも、追ったこともない人間が、どうやって人に教えるのか」
その通りやと思う。
だから僕はこれからやりたいことをやる。
その中で見たもの、感じたこと、考えたことが、
そのまま1つの教材になるとも思っている。
僕が、教育業界や、学校って世界に対して
考えてることや感じてることは、
また別のnoteを書くから、
読んでくれた人と一緒に議論でもできれば、と思う。
●<おわりに>
ここまで読んでくれてありがとう。
僕からみんなに、ご提案。
僕のところに来て話をしに来て欲しい。
来れない人はDMでもいい。話を聞かせて欲しい。
聞かせるような話がないって人も、
僕が色々聞くから「おはよう」だけでも送って欲しい。話そう。
もちろんプライバシーは全面的に保証してる。
実名を聞かれたくない人は言わなくてもいい。
※愚痴なんかないなぁ、と思ったあなたへ。
実は愚痴聞き屋は愚痴だけを聞くとこじゃない。
むしろそれ以外の話の方が多い。
『愚痴メニュー』なんてものを用意してるから、
どんな些細な話からでもいい。
値段は自由。0円でもいいし、1万円でもいい(厚かましい)。
↑現在の愚痴メニュー、
オススメは『自分で作る裏メニュー』(何話してもいい)
また、これから僕のtwitterでは、
活動の中で出会った人から得たものをアウトプットしたり、
印象に残った教えや教訓を投稿していく。
みんなにとってプラスになることがきっとあるから、
ぜひフォローして欲しい。
最後にもういちど。ここまで読んでくれてほんまにありがとう。
まめ@愚痴聞き屋 twitter→(@bean_4_hearing )