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1時間前にパスタを食べたのにもうお腹が空いている。という状況で飲むウイスキー。美味しい。

「僕はスコッチよりもバーボンが好きさ」

昨日の晩はサッカーを見ようと思っていたのに、いつのまにか床で落ちていて凍えて起きた。夢の中では中年のおじさんに追いかけ回されたり、最初の恋人が出てきたりした。基本恐怖だった。

朝、豪雨が過ぎ去り、着てなかったので服を着てスーパーへ。歩いていると草むらからとても可愛い鳥が飛び出してきた。可愛かった。そんな風に歩いていて、言葉について考えていた。

毎年知らない言葉が湧いて出て来るけれど、ここ数年は「多様性」のワードから始まり、ジェンダーや性自認、性格診断など「人の類型」に関する知らない言葉が増えている。

けれど、最近の僕は、結局階調だからと、類型的な言葉にはほとんど興味を持てないでいる。自分を思い返すと「ロック」だとか、そういう定義もほとんどないようなものでぐるぐる自分のことを考えていた。言い換えが無駄で、無駄だからお洒落っぽく見えるそういうもの。ワルツ的なもの。

随分昔、ある先生が多様性なんて最低だと言っていた。僕は僕で、研究対象だったので黙れ馬鹿と思っていた。ダイバーシティ、ってカタカナが出て来る前のこと。今思うと、付随する現象のことを言っていたのだなと思う。ポストモダンみたいなものとかもキモいと言っていた気がする。

こういう風に「面白くない」が加速していく世界で、どうしたものかと、やはりそれは経済っぽい社会学で、俯瞰して偉そうに生きるか、ドイツの森の中に篭るか、お酒と烟草美味美味いとやっているか、食べ物美味美味いか、音楽最高、これしかないのである。

「飽きた」

知的好奇心が死に絶えている我々は、今こそフィールドワークを始めよう。明日からは人に分かりにくい言葉を使って生きていこう。乾杯。


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