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Proud

明日が来るってことが、当たり前じゃないと思ったその日。
また会おうねって約束していたこと。
約束はいつまで経っても果たせない。今日が永遠になったその日。
胸の中には悲しみがいっぱい広がった。そう簡単には受け入れられなかった。ただ、寄り添って思いを馳せることしかできないでいた。

友人からの知らせは、数分のうちに出会った時のあの日に戻した。
彼女は、女である自分も、ママである自分も、ビジネスパーソンである自分もすべてを諦めないひとだった。そして、一人ひとりに「心を丁寧に配る」ひとだった。

私は彼女に繋がるSNSのDMを
何度も開いては閉じて、また開いては閉じた。
送信にたどり着く言葉なんて一文字も打つことができなかった。
私の言葉は現実味を失って薄っぺらで無力だった。
忙しない毎日に振り回されながら書きかけのメールはまっさらなまま時を刻んだ。

今こうしてここに、彼女の生き様を想起することで自分を慰めるような思いを抱くことしかできなかった、浅はかさを思い知る。

最期まで人生を諦めなかった彼女は私より強く生きたのだ。

死が惜しく悲しいから、何かにつけて思いを巡らせていたけど
思いが離れることなんてなく永遠のものになって、
生きている私たちは教えられる。

ありがとう。

Riho

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