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好きなことが分からない、生きる意味が分からない人の原因・改善法

こんにちは。産業カウンセラー&ヒプノセラピスト、SORA・KEIKOです。

随分久しぶりにnoteへの書き込みです。noteにお引越ししようと思いつつ、ついつい長年の習慣でamebloに書てしまうのですが、今日は記事の半分をamebloに、もう半分をこちらに書いてみます。



好きなことがわからない・生きる意味が分からない
原因① 
幼少期に、親からの過干渉・コントロール・支配による、長期間の自由意志を剥奪された弊害
原因② 幼少期のネグレクトに近い環境による影響


好きなことがわからない、生きる意味がわからない、何がしたいのかわからない、とご相談にみえる方々が沢山いらっしゃいますが、長年のヒプノセラピーの臨床(23年)から、上記二つを上げましたが、原因①の解説と改善法を上記の記事をお読みください。

ここでは、原因②の幼少期のネグレクト(に近い)体験の影響をお話します。

原因:ネグレクトとは、適切な関りを持ってもらえない事です。

相手にされない、適切な世話を焼いてもらえない、気を遣ってくれる親が不在ということは、赤ちゃんや子供にとってはとても苦しい状態です。

子供は、親から愛されるという行為(行動・言葉掛け・表情など)を体験することによって
「自分は愛される価値がある」⇒「自分も自分を大切にする」ということを身に付けて行きます。

さらに、自分の欲求を表現しても、それを受け入れてくれる人がいるという体験を通して、自分で自分の欲求にも気づくようになるわけです。

赤ちゃんや幼少期の子供にとって、7~9才までに体験したことが、その後の人生の生きる基盤のようになっていきますが、適切に世話され、愛されることによって

自分に対して健康的な関心を持つことが出来て、自分を楽しませることも、良好な他者との関係を築くことも、比較的簡単にできるようになるわけです。

そんな経験が少ないと、自分の感情や欲求を我慢するようになっていきます。そうせざるを得ないからです。そして、次第に我慢していることさえも意識できなくなってしまいます。

あまりにも日常的なので、いちいち本心を感じていたら、やっていられないからです。

すると、自分でも「好きなことをしろと言われても、よくわからない」「人といても一時は楽しいけれど、すぐに疲れる」「生きる意味ってなに?わからない」という状態になりやすのです。


改善法:抑圧した感情と、本当の欲求を取り戻す

幼少期に押し込めてしまった自分の本心を取り戻すよう、催眠療法を使って過去に遡り、その時々の感情を思い出して、解放していきます。

淋しさ・孤独感
つまらなさ
怒り
悲しみ
・・・などなど

それらを解放し、そして本当の自分の欲求、自然な感情、自然な感覚を取り戻していくのです。

本当の自分・・・・
それを偽って生きることは、とてつもない余分なエネルギーのいること。
自分で居られないということは、自分以外を演じるということ。

しかも、演じながらも、それ以外の生き方が分からなくなっているのですから、その苦しみはとても大きく、それは、ご本人にしかわからない苦しみです。

知らないことは変えられません。
自分が何故苦しいと感じるのか、その原因を知ることで、「自分が悪いんじゃなかったんだ」と楽になる方が大勢いらっしゃいます。この記事がその一端を担えたら、嬉しいことです。


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