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エンパシーフルマックス

最近読んだ本にエンパシー(empathy)とシンパシー(sympathy)の違いについて書かれていた。私のつたない知識の中から引っ張り出すと、ここ数年エンパシーという考えはマーケティング界隈でトレンド。AIにより多くの仕事が自動化される中で人間が強みを発揮する領域が“エンパシー”である。とかそんな感じ。とにかく、似てるけど、シンパシーではなくエンパシーがより重視されている。

エンパシーとシンパシーの一番簡単な日本語訳は、それぞれ共感と同情となるけど、その違いはもうちょっと深いというのがその本に書かれていたこと。私なりに英英辞典を訳してみた。(Oxford learner’s dictionaries)

エンパシーは、相手の立場になって、その人の気持ちや経験を理解する能力。
シンパシーは、相手の苦しみを理解すること。

ここからは私の勝手な解釈ですが、エンパシーは明確に相手の立場になることを定義しているのと、それを能力としているのがポイントだと思う。能力であれば努力して鍛えることができる。またシンパシーは誰かの苦しみへの理解でしかないけど、エンパシーはその種類に関係なく相手に寄り添うことを指しているのも面白いなと思う。

ここ数年で縁があって、飲食店を経営している友人が増えた。そんな友人達から昨日今日と一斉に営業時間変更の連絡が来た。19時ラストオーダー、20時閉店。

分かってる分かってる。今優先すべきこと。守るべきもの。でも、こんな時だから、私自身エンパシーを最大限使ってできることを考えたい。

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