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Business Design Talk vol.7

Business Design Talk vol.7では、イリノイ工科大学Institute of Designに留学後、ヨーロッパを中心にグローバルに展開する戦略デザインファームであるDesignitにおいて企業の新規事業やサービスの開発などを手がけられている齊藤麻衣さんをゲストとしてお招きしてお話を伺いました。

齊藤さんは、早稲田大学で応用生物化学の研究をされた後、アパレルのMDとして商品企画や販促コンテンツの作成に従事されました。その時の経験から、デザインスクールへの留学を検討されるようになり、外資系広告代理店にてキャンペーンの企画や運営に携わった後、2015年にシカゴのイリノイ工科大学のデザイン修士課程へ留学されます。在学中には、台湾やインドに1ヶ月以上滞在して現地のメンバーとリサーチやコンセプト立案なども行われました。

修了後は、Designitの東京オフィスに参加し、通信、金融、メディア、電気機器、小売り、輸送機器など幅広いクライアントの事業開発担当者やデザイナー、エンジニアの方々と共に新規事業コンセプト立案やサービスの開発、ビジョンの策定や、企業内文化醸成などのプロジェクトに従事されています。

齊藤さんにお話を伺ったあと、Business Design Talkのホストである博報堂の岩嵜博論とTakramの佐々木康裕を交えて、ビジネスとクリエイティブマインドセットの接点について鼎談を行いました。


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齊藤さんのこれまでのキャリアパス。理系の学生時代から、アパレル企業と外資系広告代理店を経てデザインスクールへ留学された。

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IIT Institute of Designの概要。デザインとビジネスを実践とレクチャーの両側面で学ぶ。齊藤さんは、在学中に台湾とインドのフィールドトリップも経験。

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IIT Institute of Designの卒業生の進路イメージ。デザイン、ビジネス、エンジニアリングの間で活躍する卒業生が多い。

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Designitのプロジェクトの分布。最近は、長期的な視座に立ったプロジェクトも増えている。

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クライアントのマインドセットも多様になってきている。全体とディテール、長期と短期を行き来するマインドセットをもったクライアントも増えている。


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