見出し画像

Business Design Talk vol.9

Business Design Talk vol.8では、東京藝術大学大学院を卒業後、三菱電機株式会社の研究開発本部・ビジネスデザイン組織や、スタートアップ・スタジオquantumにて大企業やスタートアップとの新規事業開発の経験を積まれた後、デザイン・イノベーション・ファームのTakramにジョインした三島俊輝さんをゲストとしてお招きしてお話を伺いました。

三島さんは、中学生の頃からデザイナーになることを志し、芸術大学でデザインを学びデザイナーとしてキャリアをスタートしました。学生時代はグラフィックからプロダクト、空間設計まで幅広く作品を造り続け、大手メーカーに自分のデザイン案を提案したり中小企業のブランディングを手掛けるなどデザイナーとして精力的に活動していました。その活動の中で、より高度なデザインの社会実装のためには色や形や体験のみでなく、ビジネスモデルやエコシステムや戦略等からデザインが介入する必要を感じるようになり、より上流工程で広義のデザインをすることを意識しはじめました。

新卒で入社された三菱電機株式会社では研究開発本部のビジネスデザイン組織に配属され、新規事業開発や既存事業の改善などに従事されました。自動車関連事業やスマートシティ・スマートハウスの新規事業企画・開発や、デザイン思考ドリブンによるB2C/B2Bの既存事業の改善、iOSアプリのUI/UX改善、インサイト獲得の為のリサーチ設計、プロジェクトのワークプラン設計やワークショップ設計・ファシリテーション等を行ってきました。

その後、より短期間でゼロイチを生み出す経験とビジネスサイドの経験を求めBizDevのロールとしてスタートアップ・スタジオquantumにジョインします。quantumでは外資系戦略/総合コンサルティングファーム等で経験を積んだメンバー等と共に、大企業やスタートアップの新規事業開発や自社事業開発の経験を積みました。リサーチから仮説構築、PoC設計・実施、A/Bテスト、MVP開発、グロース支援などリーン・スタートアップドリブンの事業開発に従事される一方で、デザイナーとしての経験やスキルを活かし、事業開発やプロダクト開発に必要なLPやアプリのワイヤーフレームやプロトタイプ製作、各種デザイン・ディレクション、PoCに必要なハードウエアのプロトタイプ製作などのデザインワークも行っていました。

その後、デザイン・イノベーション・ファームのTakramにビジネスデザイナーとしてジョインされ、これまでのデザイナーとしての経験とビジネスサイドの経験を組み合わせることによって、様々な業界のプロダクト・サービス開発、ブランド・コンセプト開発、新規事業開発などに取り組まれています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?