マガジンのカバー画像

B Corpコンサルたちの情熱の日々

32
B Corp認証の取得を目指す企業の支援するコンサルタントたちの日記です。きっとB Corp認証に興味があるあなた、認証を取りたいと思っているあなた、ヒントがあるかもしれません。
運営しているクリエイター

#Bコーポレーション

B Corpはお歳暮送っちゃダメ?

B Corpになるということは、より良い社会・経済のために、勇気を持って行動すること、でもあります。 なぜなら、これまでの常識でビジネスをし続けていては、見えないところで人権が搾取され、不平等は是正されるどころか拡大し続け、気候変動が本当に深刻になり、より良い社会は遠いものになってしまうからです。 もちろん、本質的に「サステナビリティ」は単に脱プラ化することでも、何か我慢を強いることではありません。が、これまでの当たり前がここまで人権搾取や気候変動を深刻化させてしまっている

B Corpに泣いた日

最近、本当に本当に遅ればせながら3月に開催した、たくさんのB Corpが一堂に会したイベント「Meet the B」のまとめを作っています。完成したら内容はこのnoteでも紹介したいなと思いつつ、B Corp関係者の皆様には作業が遅れておりごめんなさいの土下座の嵐です。本当にすみません。 でも、スラスラかけるんですよね。つまり昨日のことのように。3時間で↑ここまでできました。 あれから半年が経ち、その間にもいろんなことがあったので遠い昔のようでもあるのですが、感じたことは昨

どんな会社がB Corpに向いているか

どんな会社でも向いています。どんな会社でも。 ええ本当です。営業トークでもなんでもなく、ありとあらゆる企業がB Corpを目指しています。 業種も、企業規模も、国・地域も関係なく、ただしゴールは1つ、 包括的で、公平で、地球環境の再生に寄与できる経済社会システムの構築をビジネスの力を生かして実行していくこと。 コンサル仲間の間で、私が勝手に名付けている「第3ウェーブ」。 日本の取得企業の傾向として、超アーリーアダプターでもあり「これは面白そうだ」と先駆的にB Corpを取

Z世代が求める会社とは

先週中盤は、とある街の中小企業経営者が集う研究会にてB Corp認証のお話をさせていただいた。100年を超える企業を率いる名士や、そろそろ孫に経営を引き渡すという方もいらっしゃるなかで「B Corp」というのはどう響くのか。正直不安しかなかったが、運営の方の絶大なるサポートも得て、最後は「B Corpに乾杯」もしてくださった。 そもそもこの研究会は 1990年代に設立されていて、その後何年か経過した創立の節目にインタビューされた記事の中で、研究会の会長さんが「経営者という

毎朝がB Corpを飲んで始まる

B Corpコンサルなだけに。 と言いたいところですが、たまたま、夫が購入したNespressoで時々コーヒーを嗜んでいて、今年に入ってNespressoのB Corp取得が発表されたので、遠慮なく毎日飲むようになりました。 カプセルはゴミが出るのに対して、ドリップコーヒーならコーヒーのカスで少し再利用もできるし、フェアトレード的な品揃えが多い気がしていたので、辞めるか、辞めるかと思っていた矢先での取得ニュースで、これで遠慮なく飲めると思ってしまいました。 実際、カプセルは

B Corpは大企業も、中小企業も

先週、とある団体主催のイベントのため一般公開はされていませんが「大企業もB Corp認証は取得できる!」という趣旨のセミナーがありました。 ある上場企業でB Corpプロジェクトを進めた執行役員の方が、「メリットかんぬんではなく、まずは自分たちの会社を国際基準で測ってみようという思いだった。会社の意思決定、特にスタートアップってロジックだけではないですよね?」とおっしゃっていたのは印象的だった。 他方、社会の「公器」を可視化するサービス・メディアである「coki」に「B C

B CorpがB Corpじゃない会社を巻き込む

今年の後半戦はかなり忙しくなってしまい、発信活動があまりできなかったのは心残りだ。 年末はさぼっていた経理の追い込み。恥ずかしながら寄付も駆け込みとなってしまった。将来的には、B Corp認証で必要なアセスメント・B Impact Assessment(BIA)にあるように、売上の何%確約で寄付をしたいところだが、今年はB Corp認証を広めるための広報活動にも自分の労力とコストを投じさせていただいている。 寄付先というのはものすごく悩む。世に数多ある団体の中から、限りある