コメダ × LOGOS

福袋をあまり買わない方ではあるのだが、この企画にはそそられた。

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コメダ珈琲店の2021年福袋が、なんとアウトドアブランドのLOGOSとコラボレーションしたというのだ。

先日、コメダ珈琲店に行った時、中村屋のカレーを使ったメニューを見つけて面白いことをするなと思っていたのだが、主力の食品ではなくグッズ且つ福袋でコラボレーションするとは。
最初は驚いたが、コンセプトを読むととても相性の良い企画であることがわかった。

2021年は、アウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」とコラボレーションした福袋を販売いたします!今年は「おうちでもっとくつろぎを」をコンセプトとし、「おうちでアウトドア気分」を味わえるグッズをご用意。

引用:2021年 コメダの福袋 “LOGOS×コメダ珈琲店”

そういえば、2019年頃からベランダ×グランピングの「ベランピング」が都市部中心に流行しており、新型コロナの影響もあり、アウトドアブランドは大いに市場を伸ばしている。

その背景を踏まえると、コメダ珈琲店にとってアウトドアブランドと組むことは、① (新型コロナの状況もあるが)アウトドア層の来店促進、②他社の力を借りたグッズ開発のナレッジ獲得、③主力商品以外でのコラボへのチャレンジ、等のメリットがあるのではないだろうか。

LOGOSにとっても、メインのアウトドアシーズンとは異なるタイミングでタッチポイントが増える企画なので、製造ラインさえ確保出来ればメリットでしかない。
仮に他社の製造ラインを使っていたり、ロット分をコメダに買取してもらっているとすると、デメリットは全く存在しない。(要はブランドのライセンスモデル)

“山にコーヒーを淹れに行く”アウトドア層も多く、アウトドアとコーヒーの相性はかなり良いとも思えるので、このコラボレーションは意外ではあったがすぐに腑に落ちた。
今回はコメダチャネルでの展開だが、個人的にはLOGOSチャネルでコーヒー豆を売ることがあっても良いのではないだろうか。

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参考:コメダ珈琲店初!LOGOSとのコラボレーションアイテムが登場  おうちでくつろぎを楽しむ“2021年コメダの福袋”予約受付中!


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