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無意識の中でバランスをとる感覚

4月に部署を異動し、1.5ヶ月経過。
「この部署どう?仕事どう?」とよく聞かれる。別にストレスは感じてないので、まぁそれなりに楽しいことをなんかそれぽっい言い方で切り出す。

けど、やってほしいと言われる仕事は渋いものが多い。
何となく嫌だなとちょっと思ったから、平日休みをとり映画を観に行く。
平日の朝から渋谷の小さな映画館で『悪は存在しない』EVIL DOES NOT EXIST|(監督:濱口竜介)を観た。空いてると思ったけど、老人や俳優の卵みたいな若者もおり結構混んでいた。
内容は本当に面白かった。
充実した時間を過ごせた。

映画の中で「重要なのはバランス」というセリフがあった。この映画の中で一番心に残ったセリフだった。
そう、バランス。これが結構難しい。

「この仕事やってよ」という提案が流れてくる時、自分の中で無意識にバランスする力が働いていると思う。
どんなバランスかというとこの仕事をやること自体「他人が決めた選択なのか」「自分が決めた選択なのか」。と感じとる力。
自分の感覚的に上手くバランスしてないとイラっとしたり、渋々やりますよ感が出る。

「やりがい」や「やりたい事」という言葉は、ずいぶん前に捨て去った。
ただ「自分が選択したこと」は責任を持って「美しく」仕上げたい。
ここに命を燃やしたい。今はそう思う。

<参考>
映画『悪は存在しない』EVIL DOES NOT EXIST|監督:濱口竜介
https://aku.incline.life/

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