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ロシアのウクライナ侵略 2022年2月27日
当然ながら、昨日書いたシナリオに沿って状況が展開されているロシアのウクライナ侵略。
まだ見てない人は、下記を見ると、本当に寝れなくなるので、オススメはしない。
さて、ロシアの作戦の解説が各メディアで充実してきた。
それは即ち、各国のインテリジェンス機関も全力を出して来た証拠でもある。
本日時点のBBCの記事で、ロシアのウクライナ掌握状態のOverviewがある。
![](https://assets.st-note.com/img/1645941488472-rOM0lMfszF.png?width=1200)
おそらく、上記の各ロシア勢力は徐々にそれぞれがキエフを目指してどんどん進展していくのではないか。
長期戦を想定した場合、NATO軍への防壁を構築するという意味では、右半分(Kyiv~Crimeaの縦ラインより東側全部)を掌握したいと思うはずだ。
と、書いているうちにGoogleがウクライナ侵略状況監視マップをリリース。
やはりCrimeaの部隊は北を目指す兆候がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1645947120835-T2BF0PdyHD.png?width=1200)
一方で、今回の本命はやはり短期的な、それも数日以内のKyiv陥落である。
今後は、ロシアはKyivに兵力を重点的に投入するだろう。
New York Timesでは現時点のKyivの地上戦の状況は下記である。
![](https://assets.st-note.com/img/1645941880033-fzD1AkpnPz.png)
おそらく本日よりどんどんKyivの、特にMariyinsky Palaceの周囲を取り囲むように包囲網を形成する作戦となるだろう。
そして、現時点は、まだこれでも序章である。
将棋で例えると、まだロシアはまだほとんど「歩」しか使っていない。
ロシア兵の一部には相当なマヌケもいて、少し笑ってしまうこともあるだろう。
「どうした?」
— MASA👾🎶 (@masa_0083) February 26, 2022
「ガス欠なんだ」
「ロシアに帰るなら私がけん引するよ?」
(笑うロシア兵)
「戦争はどっちが勝ってる?」
「ウクライナ軍だ。早く帰った方がいい」 https://t.co/qi5UA0MHt5
BBCニュース - ウクライナの女性、機関銃持つロシア兵に「何しに来たの」と詰問https://t.co/Ia2YgXzbDC pic.twitter.com/2Ey0Ti4lCA
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) February 26, 2022
ウクライナ住民に叱られて泣きだすロシア兵。
— 大神 (@ppsh41_1945) February 26, 2022
ロシア軍がウクライナ軍に苦戦するのも納得するわ。士気があまりにも低過ぎる。
pic.twitter.com/E21oZBthiX
ロシアの歩兵の士気は低すぎる。
これがロシアでは自動車生産ができない理由になるが、
末端労働者のIQは80あるかないかの境界知能の民なのである。
ケーキが3等分に切れないレベルの人材なのである。
しかし一方でロシアにはIQ150の集団も確かに存在し、今後はそれらの高IQ集団が本格的に実戦投入されるのだ。
それはなにかと言うと、戦術核(短距離)と非核兵器(クラスター爆弾、バンカーバスター、ドローン兵器、非核化弾頭SRBM)などである。
![](https://assets.st-note.com/img/1645943255818-JhPqiM0dz4.png?width=1200)
現時点のロシア軍の兵器はまだまだ手加減が見える。
例えばビルに直撃しても、少し穴が開く程度のものだ。
今日以降、火力を高めた兵器がどんどん投入され、1発でビルどころか、区画丸ごと吹き飛ばす威力の兵器が、1日数発~数10発で打ち込まれることになる。
既にネットで投稿された画像を見比べてみると、明らかに昨日まで見たことないレベルの爆発が確認される。これは偽情報かも知れないが、本当であるかもしれないし、全ての爆発がリアルタイムでネットで公開されるわけではない。
またキエフでは放射能廃棄物の貯蔵庫が爆撃。
ロシア、キエフにある放射能廃棄物の貯蔵庫を爆撃。
— SHINGA@内閣情報庁 戦略影響調査室 補佐官 (@PUssY931) February 27, 2022
関節的な核攻撃、限定的核攻撃に相当します。 https://t.co/HLGjq0TSxS
ロシアの核戦力がベラルーシに展開。
フランスのマクロン大統領「ロシアがベラルーシに核兵器を配備する可能性がある」「ベラルーシは共犯者となることを拒否するべきだ」=ネットの反応「っていうか、すでに共犯者だろ」「むしろルカシェンコがプーチンに核使用を進言してそうだけど」 https://t.co/4taQ7vKrGg
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) February 27, 2022
これは少しこっち系のことに詳しくなると、誰でも理解できるほどに明確なのある。
日下部正樹が報道特集で 核戦争 のことを言及していた。重要なポイントと言うか、ここに関心を向けるのが本来の態度だ。私は、確率として45%、そこに向かうと思っている。核の戦術使用、報復使用、エスカレーション、戦略核使用。そうなるのではないかと思っている。トゥキディデスの罠に嵌まって。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) February 26, 2022
日本国内の大衆向けTV番組でも核に関しての議論に発展するなど、かなり異例の事態となっている。
安倍元首相、米国の核兵器を日本に配備して共同運用する「核共有」の議論呼びかけへ(動画あり) : ツイッター速報 https://t.co/6kpDSTV4Iu
— たれぱのいど (@tarepannoid) February 27, 2022
戦術核をシェアリングするドイツの核シェアリングではなく戦略核レベルのものになるイメージかな
もはや世界は明確に「第三次世界大戦」を意識しなくてはならなくなった。
現状は「第三次世界大戦を避けよう」ってフェーズではなくなってて「第三次世界大戦を覚悟してでもプーチンを阻止し現在の国際秩序を守る」か「現在の国際秩序が破壊されるのを眺める」かのどっちの選択肢を選ぶかになってる
— 扶桑委員会 (@fussoo_moe) February 25, 2022
我々は明確に第三次世界大戦に向かって毎時間、行進をしている。
それはどのような形になるか、まだハッキリとしてないが、
第4次世界大戦がどうなるかは明確に想像できるのであった。
アインシュタイン「私には第3次世界大戦がどのような兵器で戦われるのか想像ができない。ただ、第4次世界大戦は棒切れと石で戦うことになるだろう。」https://t.co/dsXHSq7cFt
— ono hiroshi (@hiroshimilano) February 19, 2022
このようなことまで、既にシナリオに含めて考える必要があるし、
もし私個人でもどうにもならないし、腹を括るしかない。
石器時代に戻る覚悟をするしかない。
それはそれで楽しそうだと思えるようになっているが。
話をウクライナ国内に戻そう。
米軍が事前配布した対戦車誘導ミサイルもかなり有効なようだ。
Javelinという歩兵が携帯できる対戦車誘導ミサイルが面白いようにロシアの戦車に命中するらしい。アメリカ🇺🇸製のハイテク兵器すごいな。 https://t.co/ymKc6mNoBX
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) February 27, 2022
しかしそれは即ち、ロシアがミサイルや爆撃機を重点的に使い、空からの攻撃を強化する方向に導いてしまう。
一方でロシア内部でもゴタゴタが始まっている。
ガスプロムのCFOが自殺。後頭部に2発の弾痕という特殊な方法での自殺。
周辺国もロシア孤立化を進めている。
オーストラリア、ウクライナへの支援を強化し、軍事装備の供給を支援へ@daitojimari https://t.co/S3HWyiowo8
— SMNF (@SMNF_com) February 27, 2022
決定的な変化は、米国とドイツがウクライナに武器提供を決断したことだ。
ウクライナ軍とロシア軍の戦闘が続くなか、武器や弾薬をウクライナへ送る動きが広がりを見せています。 アメリカ国防総省は26日、ウクライナに対して3億5000万ドル=およそ400億円分の武器供与を決定したと発表しました。 小型の武器や弾薬、防弾チョッキなどを前線に送るとしています。 また、ドイツのショルツ首相は26日、ウクライナに対戦車砲1000門や携帯式地対空ミサイル500基を提供すると発表しました。 ドイツは第2次世界大戦後、他国へ武器を提供しない政策を取っていましたが、初めての方針転換となりました。
歴史が今、リアルタイムで創られている。
これは100年後も小学校の歴史の教科書に載るレベルの内容である。
但し、その時まで人類が存続してればの話であるが。
今後も私は状況を注視することになるだろう。
明確なのは、NATO加盟国の対応は「SWIFT制裁」では終わらないことだ。
そして、欧米系の企業は既にロシアへのサービス提供の方針を変えている。
どんどん、民間人が、世界中で巻き込まれていく。
今日はこの辺で。。。
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