【授業アウトプット】あの製品が安いのにはワケがある!

問題解決基礎3−4
【第一部】戦略の基本
第4回:事業戦略
学習課題
・事業戦略とは何かを理解する
・コスト・リーダーシップ戦略の考え方を理解する
・差別化戦略の考え方を理解する
・チャネル戦略の考え方を理解する
・ソリューション戦略の考え方を理解する

事業戦略

4つの競争戦略
①コスト・リーダーシップ
 規模を活かして、低価格高品質のモノ・サービスを提供する
②差別化
 特定セグメントの顧客価値に応えるためにバリューチェーンのを強化する
③顧客ロックイン
 買ってもらい、買い続けてもらうために顧客を囲い込む
④ソリューション戦略
 お客さまのご要望に応える対応力を用意するために組織・人材を強化する

①コスト・リーダーシップ
ポイント①:前セグメントを狙って
ポイント②:高品質×低価格
ポイント③:大規模生産によるコスト実現
Ex. ファストリ
なぜ大企業が強いのか?
→経験曲線:累積生産量が増加すると、単位当たりのコストが低下する
→規模の経済:規模が大きくなればなるほど、単位当たりのコストが小さくなる
→範囲の経済:事業を多角化した際に、一製品や一事業あたりのコストを削減できる
→密度の経済:特定のエリアに集中して展開することで効率性を上げることができる

②差別化
ポイント①:特定セグメントを狙って
ポイント②:特定のニーズに合わせて
ポイント③:顧客ニーズを満たすためのKFSを強化
セグメンテーション:同じ顧客ごとのグループに分けること
ターゲティング:狙う顧客を決めること
Ex.メガネスーパー

③顧客ロックイン
ポイント①:買い続ける理由・方法の提供
ポイント②:顧客を囲い込む仕組みの提供
7つ顧客ロックインの種類
→資料参照
Ex.ファミマ、いきなりステーキ、freee、オーダーメイド

④ソリューション戦略
ポイント①:深い関係性を構築
ポイント②:顧客の要望に対応できるバリューチェーン
ポイント③:顧客の要望に対応でスキル・コンピテンシー
組織・人材の強化を成果につなげる
スタッフのコンピタンス・技術のインフラ・行動の風潮
→従業員満足度
→従業員定着率・従業員の生産性
→成果
将来、お客さんはどのようなご要望があってその成果を出せるか。
成果から逆算して考えていく。<ソリューション戦略のポイント>

【感想】
企業がどんな競争戦略をとっているのか、情報を集め分析する。そうすると企業がどんな狙いなのか把握できる。無機質的に企業を見ていたのが、企業の中の人(事業部長)の狙いと意図を感じる。競争戦略を知ることで自分がどのような戦略を採るときに参考になります。
空:事業戦略を理解する
雨:企業を分析して採用している戦略を把握できる
傘:STPに基づいて自分が適切な戦略を選び取れる

ミニワーク
メガネ業界を事例に、どんな競争戦略をとっているのか考察
JINS/メガネスーパー/OWNDAYS/PARIS MIKI/Oh My Glasses
評価項目を並べて検討してみる
展開、特徴、訴求、規模、シェア
HPで確認してみる

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