【授業アウトプット】損益計算書PL

損益計算書(PL)
分析
2社比較:同業の中でも目標とするトップ企業と比べる
規模が違うと数字も違う→比率で比べる
注目するのは、売上総利益、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益、当期純利益
30%違うのに、営利では逆転してる原因は販管費
なぜ、違いが出てくるのか?に注目する
そこから、項目別の中身に注目する
業界の平均率は→そこはこだわるべきでない
目標とする会社の数値を目指す
時系列や比較で、違いや変化に気づいて深掘りするきっかけ
PL分析するには、売上を100として比率で見て行くこと

売上総利益:売上総利益率の違い→ビジネスモデルの違いによるものか、効率性の違いによるものか?
営業利益:上記+売上高販管費率の違い→ビジネスモデルの違いによるものであれば、売上総利益率よりも営業利益率を分析する。
経常利益:営業利益率と経常利益率の違い→経常利益率が営業利益率と比較して悪い場合、その原因を押さえておく。
複数のビジネスをおこなっている場合は、セグメント別に確認する
当期純利益:どこからその差が生じているのか。原因を押さえておく。

コンビニ
フランチャイズからの収益はフランチャイズ料で利益率100%
原価はかからない
直営店は、原価や販管費がある
全然違うビジネス

法人税
税金等調整前を100として法人税等調整額で割ると表面税率
(日本の)実効税率は40%、高い場合には何らかの理由で税務負担が多い
低い場合には、税率の低い国での製造販売が多いなど、税務戦略に長けている場合がある

PLの読み方
売上高:売上規模を確認する。他社との比較・業界内比較
売上総利益:比率を確認する。付加価値のレベル確認
販管費:内訳は?コスト高ではないか?
営業利益:比率を確認する。本業で稼ぐ力はどの程度あるか?
営業外損益:財務的な強さ、本業以外で稼いでいるかどうか。
特別損益:項目に注意する。妙なものが含まれていないか?
法人税:表面税率は?税務戦略には長けているか。

PL分析の流れ(あたりをつけるため)
1、PLをビジュアル化し、気になるところをピックアップ
2、同業を並べてみる
3、数値を比率で表現んしてみる
4、最低2年、できれば3−5年以上、データが取れるなら取れるだけ、数値を比較してみる
5、ここではじめて、PLの内訳を確認し、何が原因で変化や差が生じているか確認する
6、要は、何なのか?をひとことでまとめる

決算書は単に眺めているだけでは、何にも見えてきません。大きな変化をとらえ、何が原因で変化が起きているかをとらえること、それが兆しを感じる力です。


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