【授業アウトプット】ビジネスモデル

問題解決基礎3−5
【第一部】戦略の基本
第5回:ビジネスモデル
学習課題
・ビジネスモデルとは何かを理解する
・コスト・リーダーシップ戦略の考え方を理解する
・差別化戦略の考え方を理解する
・チャネル戦略の考え方を理解する
・ソリューション戦略の考え方を理解する

ビジネスモデルとは?
ポジショニング戦略=「どこ」で戦うのかを重視
ケイパビリティ戦略=「なに」で戦うのかを重視
ビジネスモデル=「どうやって」戦うのかを重視
 定義もいろいろ
ビジネスモデル設計とは、「ターゲット」「提供価値」「チャネル」「バリューチェーン」と「儲け(会計数値)」を組みあわせて、競争優位性を作り出すこと

①課金方法の変更
課金方法を変更することで、新しい顧客価値を提案できるようになること
Ex. Adobe、ドロップボックス、ネスカフェ ドルチェグスト
<考え方>
①マネタイズ方法を書き出す(どんな課金方法があるかな?)
②自社商品・サービスに強引に適用する
③その場合の顧客価値を考える(良いも悪いも気づきを得られる)
<マネタイズの基本パターン>
1、シンプル物販モデル
2、小売モデル:仕入れて売る
3、広告モデル:広告料で商品の価格を抑える
4、合計モデル:ついで買いを狙うモデル
5、二次利用モデル:商品を二度、三度と再利用(映画DVD)
6、消耗品モデル:消耗品やメンテナンスで利益を上げる
7、継続モデル:ex.携帯電話、ファンクラブ
8、マッチングモデル:仲介モデル「誰かと誰かと」
9、フリーモデルモデル:最初は無料、気に入ったら有料版へ
<課金方法を考えるための質問>
・課金相手を変更したら?(WHO)
・課金対象を変更したら?(WHAT)
・課金タイミングを変えたら?(WHEN)
→具体的な質問は資料参照

②提供サービスの拡張
購入・利用プロセスの中に存在する不満に対して、自社の商品・サービスの提供領域を拡げること
Ex. eお薬さん、ライザップ、アメックス法人カード
考え方
①顧客の購入・利用プロセスを書き出す。
→購入から廃棄までのような一連のプロセス
②顧客の不満を書き出す。
→そのプロセスの中にどんな不満があるか。
③自社の強みを生かして、何ができるか考える。
→その不満に自社が応えることができるのでは?

③プラットフォーム戦略
参加するユーザーが情報・人・モノなどをやり取りし、利便性を高めることができる場を提供すること
Ex. クラウドワークス、ココナラ
自ら製品を提供するのではなく、場所を提供する
考え方
方法1:交換する場を作る
①ユーザから取得できる素材を洗い出す
②素材を受けて想定し、課金方法を考える
方法2:交換するための機能を提供する
①出会いの促進するための機能を提供する
②課金方法を考える
(参考)
「交換型プラットフォーム」「メーカー型プラットフォーム」
ワークシート
自社は何を集められるか?
→それを欲しいのは誰?(提供方法)
→課金方法は?(マネタイズ)
事例
プラットフォームの考え方を使って、新しい研修サービスを考えてみよう!

ミニワーク
「紀伊国屋書店」これまで学んだ内容をもとに、新しいビジネスモデルを考える。
→授業のワークシート参考に
①課金方法の変更
②提供サービスの拡張
③プラットフォーム

具体的施策の立案
ツリーにまとめる
→資料参照

KPIマネジメント
実際どの数値を見て、判断するのかの指針がKPI
どれがうまく行っているのか
財務指標だけを追いかける危険性
Ex. Xerox
たとえ一時、財務指標が良いだけではダメ。長期的に見て、お客様が本当に満足しているのか?を見ることが大事
事業部長の視点で全体を俯瞰することが大切
組織・人材→バリューチェーン→市場・顧客→財務
すべての指標がつながっている。この数値の選び方こそが事業運営を大きく変えていく
KFI(Key Financial Indicator):最終的な財務業績ゴール
KPI(Key Performance Indicator):目的を達成するための主要業績評価指標
良い指標とは?
①わかりやすい②ストーリーがある③行動を変える
代表的な市場・顧客指標
シェア・購入内容・購入後・顧客前行動・顧客基盤
バリューチェーンでの指標
研究開発・製造・物流・営業マーケ・サービス
組織・人材指標
スタッフのコンピタンス・技術のインフラ・行動の風潮

【感想】
ビジネスモデルについて細かに学んだ、実際の事業を進める時にはこれらのことを検討してビジネスを進めていく。私にとっては馴染みのなかった内容で実学として落とし込んでいくことは難しい。だからこそ、ミニワークに時間をかけて取り組んで行きたい。

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