量子計算学習ノート - 量子力学の公理2
この記事は「量子コンピュータと量子通信 (オーム社)」の読書ノートです。
前回の記事では離散的な記述である、ユニタリオペレータによる時間発展と連続的な記述である、シュレディンガー方程式による時間発展を紹介した。この記事ではシュレディンガー方程式による時間発展が、ユニタリオペレータによる時間発展に対応付けられることを示す。
シュレディンガー方程式をおさらいすると、次のような方程式になる。
$$
i\hbar\frac{d|\psi(t)\rang}{dt} = H|\ps