車載bluetoothレシーバーでspotifyを自動再生(OPPO reno 5a)


以前使っていたhuawei p20lite は、車につけている写真のリモコン付きbluetooth受信機(Tao Tecnics TT-BR06)をオンしてこれの再生ボタンを押すことで、端末をポケットやカバンから出すことなく、spotifyで音楽を聴くことができていたのだが、reno5aに変えてから、どう設定をいじってもそれができなくなってしまった。

spotifyをバックグラウンドで常駐させることができていたのだと思うが、reno 5aでは、アプリロックなどなにを試しても時間が経つと強制停止されてしまうらしい。
省エネ設定をオフにしているのだから、そういうおせっかいはやめてほしいのだが、開発者モードも含めどこをどういじっても、一定時間経つとbluetoothには繋がるものの受信機のリモコンから再生をスタートさせることができなくなってしまう。

そこで、あまり気は進まないのだが、「Macro Droid」という様々なタスクを自動化するアプリを入れて、以下のようなマクロを設定してみた。

〈トリガー〉
 デバイスに接続時:TaoTecnics TT-B06
〈アクション〉
 起動:spotify(新規で強制的に起動)
 画面をONにする(代替方法)
 メディア一時停止/再生 メディアボタンを操作(spotify)

これにより、乗車して指定したbluetooth機器がスマホにつながると、自動的にspotifyが起動し、最後に聴いていた曲が続きから再生される。

画面がロック解除されてしまうので、本来ならさらに画面OFFのアクションも追加したいところだが、この動作にはルート権限の付与が必要となるようだ。
できればこの手の無料アプリにルートは渡したくないので、これはやめておいた。

画面ロックまでの時間を短めに設定しておけば、自然にロックされるので、特に問題はなさそうだ。

車から降りた後に、spotifyの電力消費が気になるようなら、bluetooth機器の接続が切れた時にspotifyを強制終了するようなマクロを別に設定してもいいが、私はあまりバッテリの減りは気にしないし、もともと時間が経つと勝手に終了してしまうのだから不要だろう。

というか、アプリ終了を自動化するより、省エネモードに設定しておくほうが手っ取り早いかもしれない。

こういったアプリにスマホのタスクをいじるような権限を与えるのはあまり気持ちのいいものではないが、車にのって曲をかけるのに、いちいちスマホを取り出してspotifyを開く作業をするのは辛気臭いので、いたしかたない。

ただ以前の端末ではおそらくspotifyがバックグラウンドに常駐して、電力を消費を続けていたはずなので、電力消費を抑えたい人には、このやり方いいと思います(代わりにMacro Droidが常駐するから一緒かな?)。

なお、私の環境では、spotifyを起動し画面をオンにするだけではやはり受信機のリモコンは使えず、「メディアボタンを操作」というアクションを追加する必要がありました(スタート以降はリモコン操作が可能)。

イマドキの車のカーナビなんかだと、こんなことをしなくても勝手に繋がるのでしょうが、なんせいまだカセットデッキ搭載の旧車なので(^_^;)

ちなみに、spotifyの音楽はbluetoothレシーバーのアナログ信号カセットデッキの磁気読み取りヘッドに送るアダプタで再生(心なしかカセットライクな音がするw)。レシーバーはマイクも内蔵しているのでハンズフリーで電話も取れて便利です。

こんな情報を必要としてる人が、この令和時代の日本にいるのかどうかわかりませんが、おそらくbluetoothスピーカーやヘッドホンなんかでも応用できるのではないでしょうか。しらんけど…。


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