山下 靖史

ダンサー、ダンスインストラクター、介護の業界で働きつつ色々やらせて頂いています

山下 靖史

ダンサー、ダンスインストラクター、介護の業界で働きつつ色々やらせて頂いています

最近の記事

不登校→社会人+学業 を振り返ってみて

自分は、中学校卒業と同時に社会人となり働き、1年ほど通信制の高校にも在籍していたことがある。 最初こそ、時間が掛かってもいいから卒業したいという思いはあったが、中学で不登校となり、勉強から遠ざかっていた自分にはとてつもなくハードルが高かったと記憶している。 レポートを提出して、月に1回程度近隣の協力校に通うことで単位取得をするかたちだったのだが、基本的には自主学習。 基礎学力、学習方法が身についていない自分にとっては比較的難易度の低いであろうレポートにも苦戦していた。 そ

    • ジェンダーギャップ解消とは?

      自分の住む兵庫県豊岡市では、行政の施策にジェンダーギャップの解消を掲げている。 女性が、 ①祭り事で世話役(接待役)をさせられている ②地域の役や管理職に女性が少ない ③家事の分担が偏っている ④補助、補佐的な仕事を担うことが多い ⑤正社員雇用が少ない などなど、例に挙がってくるのはこういった内容が多いように思う。 (構成上番号を振っていますが、優先順位をつけているわけではありません。) ①は、 祭りといえば、だんじりを引いたり、担いだり、高所へ祭りを表す飾りを取り付けた

      • 不登校の内申点

        不登校生徒の内申点についての記事を目にしたので、自分なりに感じたことを書いていこうと思う。 自分は中学卒業と同時に働き始め、受験の経験がなく、分からない部分もあるので、あくまで不登校経験者の視点で考えていきたいと思います。 まず、不登校経験者としても、内申点は当然通学し課題提出や学校内での活動を前向きにされている生徒が評価点が高い。進学にも有利。これは当然だと思います。 教員の方々も、学校内で活動しない生徒を評価することが困難でしょうし、フリースクールで出席日数は計上さ

        • 介護をしないという選択

          ケアという言葉  介護や福祉の現場(家庭内も含む)で良く飛び交う言葉のひとつ。 最近では、〇〇ケアラーなどの言葉もよく聞かれるようになった。 自分も業界に身を置きながら思うのは、このケアというのは、力を注げば注ぐほど【ケアする側】が疲弊していくということ。 【ケアされる側】も身体的リスクをともなっていることを考えれば、辛い思いをしているのは間違いない。人によっては、ケアしてもらわざるおえない状況に悩んでいる人もいるでしょう。 介護というものは基本的に月日が経つにつれ状況

          人生本当のスタート

          中学のころ不登校であったとき、今で言う、いわゆる【引きこもり】であまり家から出なかった。 周りの同世代が学校にいる時間に出かけるのは変に思われるんじゃないかと思っていたし、学校終わりの時間は、同級生などに遭遇したくないと思っていた。 ただ、自分の場合は、家にいる時間が増えたことで、どこかで目を反らしていた家庭の悪い部分が見え、当時は悩み、ストレスでもあったが、さけられない現実を直視することになった。 父は元々、酒飲みで毎晩飲み、休みの日は昼間から飲んでいた。別段、虐待を

          人生本当のスタート

          高齢者施設での介護って

          特別養護老人ホーム グループホーム サービス付き住宅 ケアハウス(軽費老人ホーム) 様々な介護施設がある。 入所できる要件は色々なのだけれど、共通して言えるのは【生活の場】であるということ。 自分も、介護福祉士の資格を持って施設介護の経験もある。 なぜ、この前置きをしたのかというと、時に無理な要望を言われる入居者、または、そのご家族がおられるということ。 例えば、個別に ・歩行訓練をしてほしい ・散歩に連れて行ってほしい ・会話の時間を取ってほしい 一見すると、たいし

          高齢者施設での介護って

          不登校もチャンスに

          自分が不登校であった当時、担任や学年主任が週1回くらいのサイクルで自宅訪問をしてくれていた。 殆どが、勤務時間終了後の時間だったので、今にして思えば、よく通ってくださったとは思う。 当時の自分には、これほど鬱陶しいものはなかった。 子供の目から見ても、仕方なく訪問しているのが、透けて見える部分もあったし、【学校に来いよ】と言わんばかりの対応がプレッシャーでしかなく、翌朝はより体調が悪かったように記憶がある。 訪問の感覚が空いてきた時のほうが、教室外登校ではあったけれど、

          不登校もチャンスに

          生涯現役

          自分は、ブレイクダンスを20年ほど踊っている。 始めたきっかけは、テレビでブレイクダンスを踊っているのを見て興味を持ったのことだったと思う。 他の記事でも書いているとおり、中卒で働き出したこともあって、働きづめで趣味的なことをしないまま過ごしていたため、何かしら始めたかったのと、働きながらなので、人と都合を合わせることが難しく、一人でもやれそうなことを探していたのもある。 自分の住んでいる兵庫県豊岡市はいわゆる田舎で、20年前ともなると、まだ、今ほど動画配信なども発達してお

          介護サービスを受ける時の心構え

          老人ホーム、デイサービス、ショートステイ、訪問介護、福祉用具レンタル 介護保険のサービスの中には様々な種類があります。 介護保険制度の中で様々な決まりがあり、サービス提供事業所は、それを厳守して仕事をしています。 利用される本人や、キーパーソンとなる家族の皆さんに知って頂きたいのは、事業所が義務付けられていること・・・ 例えば ・サービス提供前には関係者で会議を開催して方針を定めた上で、本人、家族に承諾を得てからサービス提供を行う。 ・定期的に訪問し意向の確認をする。

          介護サービスを受ける時の心構え

          なんとかなる

          【不登校でも大丈夫】 これは、自分の正直な気持ち それでも、自分のように中卒であると、就職の時、間違いなく足かせとなる。 書類で弾かれることも多々あるし、面接を受けることができても、なぜ中卒なのかと聞かれることもあり、その原因の一つとして不登校についても、話さなければならないことは出てくる。 今は、40手前ともなり聞かれることもほぼなくなったが、若いうちは、このトラウマをえぐられる部分に耐える必要もある。 企業側からすれば、継続して就業可能なのか、精神面の不安定さはないかな

          なんとかなる

          自分ごとの振り返り

          親ガチャという言葉は、自分が親となったこともあり、あまり良い表現ではないように思うのだけれど、自分の親、子供時代の環境を考えると悩ましい部分が多々ある。 母と祖母の関係が悪く、父が仲裁に入るわけでもないので、結果として、父母の関係も悪くなっていたように思う。 母も出身地が遠方で、自分の身内に頼ることも難しかったので、捌け口がなく辛かった部分もあるのだと思う。 父にしても、酒好きで夜遅くに帰宅することも多かったので、そういったことも家族内のストレスにはなっていた。 子供ながら

          自分ごとの振り返り

          家族介護は・・・

          介護業界に長年、身を置きながら、こういうことを言うと怒られるかもしれませんが・・・ 親や祖父母、兄弟、姉妹に加齢による身体機能の低下(ADL日常生活動作の低下)や、障害があると家庭内で介護の課題が生まれる。 正直、介護は時間が経つにつれて大変になる。育児のように、個人差はあれど成長とともに手が離れるのではなく、徐々にではあっても、身体機能は低下していくし、いつまで続くかもわからないことで先行きも見えづらい。 介護をするにも、それまでの家族間の関係性によっては、拒否感が生ま

          家族介護は・・・

          不登校でも大丈夫

          自分も昔、不登校だった。 中学1年の後半くらいから、殆ど通学していなかったので、中学校の授業も殆ど受けず、義務教育における学力は、小学校に少しプラスαがあるかなといったところ。 不登校であった時代に、父の難病が発覚し、子供ながらに経済的な不安も感じていたので、卒業後は働くことを決めていた。 学校というものに嫌気も指していたし、家族に求められたわけでなく、自分で働く選択ができたことと、たまたま雇ってもらえる先が見つかったことはよかったかなと思う。 今にして思えば、奔走して下

          不登校でも大丈夫