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ホームレスは増えてる?減ってる?

⚠️去年あたりに自分のまとめ用に作ったメモをちょっと手直しして公開してます。

断定する物ではなくソルトが説得力があると思ったものを採用しています。間違いがあれば積極的に指摘していただけると嬉しいです。非難ではなく批判でお願いします〜。

〈結論まとめ〉

2019年のホームレス発見人数は4,555人。
2006年のホームレス発見人数は25296人で、ホームレスの人数は大幅に減っていることになる。

しかし調査方法について2019年と2006年に大きな違いがあり、信用度はそこまで高くないと推測する。
とはいえ減っているのだろうが、分からないなりにも調査人数・調査期間・調査回数・調査規模などが知りたいところだ。
2006年のデータでは、調査方法について細かく言及されている。

〈2019年のデータ〉


以下コピペ

ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果について
今般、平成31年1月に実施したホームレスの実態に関する全国調査(目視による概数調査)結果がまとまりましたので、別紙のとおり公表します。本調査は、ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法(平成14年法律第105号)等に基づき、ホームレスの自立の支援等に関する施策の策定及び実施に資するため、毎年、各自治体の協力を得て行っているものです。

ポイント

1.ホームレスが確認された地方公共団体は、275市区町村であり、前年度と比べて25市区町村(▲9.1%)減少している。
2.確認されたホームレス数は、4,555人(男性4,253人、女性171人、不明131人)であり、前年度と比べて422人(▲8.5%)減少している。
3.ホームレス数が最も多かったのは東京都(1,126人)である。次いで多かったのは大阪府(1,064人)、神奈川県(899人)である。
  なお、東京都23区及び指定都市で全国のホームレス数の約4分の3を占めている。
4.ホームレスが確認された場所の割合は、前年度から大きな変化は見られなかった。
 (「都市公園」22.7%、「河川」30.3%、「道路」18.7%、「駅舎」5.2%、「その他施設」23.1%)

調査概要

1.調査目的
 ホームレスの自立の支援等に関する特別措置法(平成14年法律第105号。以下 「法」という。)及びホームレスの自立の支援等に関する基本方針(平成30年7月31日厚生労働省・国土交通省告示第2号)に基づき実施される施策の効果を継続的に把握することを目的とする。

2.調査客体
 法第2条に規定する「都市公園、河川、道路、駅舎その他の施設を故なく起居 の場所とし、日常生活を営んでいる者」

3.調査方法
 市区町村による巡回での目視調査

4.調査実施時期
 平成31年1月

5.調査事項
 男女別ホームレス数
 場所別ホームレス数(「都市公園」「河川」「道路」「駅舎」「その他施設」の 5区分に分類)

※ 福島県の2町(大熊町、双葉町)は、震災の影響で調査を実施していない。


https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04461.html

〈2006年のデータ〉


以下コピペ
2006年のホームレス発見人数は25296人。
調査人数24090人。 
2006年以前の調査では、全国におけるホームレスの人数を把握するため、厚生労働省では、ホームレスの数の調査の取りまとめを、これまで3回行っている。
1回目は、平成11年3月に東京都23区、指定都市、中核市、県庁所在地の比較的ホームレスが多く存在すると思われる77の市区を対象に実施した。2回目は平成11年10月に、3回目を平成13年9月にそれぞれ全国を対象に実施している。
 しかしながら、これらの調査は各自治体が把握している人数を厚生労働省に報告・集計したものであって、調査方法、調査時期は各自治体によって異なっていた。また、2回目、3回目の調査は、全国の都道府県に調査依頼を行ったが、すべての全国の市区町村から報告があったものではなく、報告があった市区町村数もそれぞれ異なっていた。
なお、これまでの調査結果は、
・平成11年 3月調査 16,247人(報告のあった自治体数 77市区)
・平成11年10月調査 20,451人(同 132市区町)
平成13年 9月調査 24,090人(同 420市区町村)
となっている。

今回の調査はこれまでとは異なり、統一した調査方法により同時期に3,240の全国すべての市区町村において調査が行われたことから、我が国初めてのホームレスの数に関する全国調査となるものである。集計区分は性別(男・女・その他)、調査場所(都市公園、河川、道路、駅舎、その他施設)に分類して行った。
 調査の結果、ホームレスが確認できた自治体数は581市区町村で、その人数は、25,296人(表1)となっている。前述したように、平成13年9月調査はすべての市区町村から報告があったものではなく、すべての市区町村を調査対象とした今回の調査とは一概には比較できないが、あえて平成13年9月調査と比較すると1,206人の増となっている。性別の調査も行ったが、目視による調査のため防寒具を着込んだ状態等により性別が確認できず、不明の者が3,886人となっているが、男性が20,661人、女性も749人が確認されている。


https://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/03/h0326-5c.html

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