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自動運転バス日本一の境町に関する町の現状メモ

〈概要〉

・自動運転バスが日本一進んでいると言われる自治体。今後ドローンも日本一進むと噂されている。

・関東ふるさと納税ランキング1位を取ったり、全国23位を取ったり。

・2013年は将来破綻比率ランキングワースト29位の激ヤバ自治体だったところから見事立て直した自治体。

・境町は昔、日光東街道の宿場 町という性格を持つ交通の要衝として栄えてきた。

・境町はそのほぼ全域が浸水想定区域。

・境町の人口は約2万4000人。
15歳未満人口3,199人で、15~64歳人口14,832人、65歳以上人口6,453人。26%が65歳以上という計算になる。日本の総人口に65歳以上が占める割合は29.1%(2021年)なので全国平均より比率が少ない。とはいえ人口減少と高齢化が進んでいる。

・将来的な街の公共施設の更新費用が不足すると試算されている。境町の公共施設の老朽化は48.9%。

・境町のごみのリサイクル率11.3%(1454位)。電子ゴミのことや電子ゴミリサイクルボックスについて役場の人もそんなのあるんだという感じだった。

・境町の取り組み早見表。


〈都市計画〉


・境町都市計画期間は2018年〜2038年までの期間。5年ごとにPDCAを回していったん見直し。

・市街地以外の公共交通がカバーできていない。居住地を利便性の高い場所に移動させつつ付近の公共交通の利便性を高くする予定。

・医療、福祉、商業の利用密度が全国と比較しても低い。そのため生活利便性の低下が懸念されている。

・市街化調整区域においての宅地化を進める
境古賀ICのまわりを活性化していく予定。流通業務施設を増やすとのこと。都市公園(都市住民全般の休息、観賞、散歩、遊戯、運動等総合的な利用に供することを目的とする公園都市規模に応じ1箇所当たり面積10~50haを標準)を設置して防災対策も行う。

・道の駅や商店街を中心として街中の賑わうイベントを行って行く予定。

・境町が 100%出資する茨城さかいソーラー株式会社太陽光発電がある。公共交通の利用率を上げることで、温室効果ガス排出抑制をする予定。

・駅。現在境町→東京駅までバス代が1500円。東京駅から鶯谷を考えると、電車代が157円プラスになり、片道1690円となる。
東武動物公園駅からの経由なら鶯谷まで639円、東武動物公園駅まで600円なので、1239円で行ける。
境町としては新たなバスターミナルの建設を検討中。

・デマンド交通を推進。デマンド型交通とは、利用者の事前予約に応じる形で、運行経路や運行スケジュールをそれに合わせて運行する地域公共交通のこと。

〈町長さん〉


境町長 橋本正裕(はしもとまさひろ)さん。
プロフィール↓

〈財政〉


・地方債残高(借金)が172億円から151億円まで減額(橋本町長に変わってから)

・基金残高(貯金)が7億円から33億円に増加。(同じく橋本町長に変わってから)

・令和7年の財政予測は地方債残高143億円、基金残高59億円の見込み。

〈空き家〉


・日本の全住宅に占める空き家の割合は13.55%

・境町の場合総住宅数8090戸のうち433戸空き家なので、5.35%の空き家となり、全国平均よりも空き家が少ない。

・空き家に対する町民の満足度はまぁまぁ高い。

・森戸地区の空き家は35件

・空き家活用。空き家バンクとかの空き家再利用施策とかいろいろ活用していく予定。空き家は持ち主不在であったり、遠くに行っている場合や、扱うのが面倒くさいというので活用ができないパターンが面倒。空き家問題は問題が先延ばし先延ばしになってる状況が多い。

・1ヶ月に2〜3件空き家のものが盗まれることが起きている。

・外人さん(人口483人2015年)に貸して荒れて近所の迷惑になるケースもある。境町に限らず30人シェアハウス(外国人)になって空き家を買い取って存在していることがある。外国人比率は境町と同じような人口動態の栃木県那須郡那須町などと比べても3倍程度高く、境町は外国人の多い町と言えそう。

〈自動運転・ドローン〉


・自動運転は現在レベル2

・将来的にはLINEで好きなバス停に呼んで好きなバス停に連れて行ってくれる仕組みを計画

・ドローンを使った食料配送の実施を計画

〈子育て支援〉


・通学高速バス定期券購入費助成事業を行っている(いくら?)。現時点はこの支援を受けている人は少ないみたい。

・境町から大学に進学する場合、奨学金貸与を約1人24万円くらい?行っていて、大学を卒業してから5年間境町に住むと奨学金を免除する仕組みを行っている。→めちゃめちゃ良いけど額がしょぼいような

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