ばびぼーろく 1-1

バカクソ映画見た。
週に15本見た。
バカすぎ!!

……の備忘録。
大体横目で見てる。

1,ゴジラvsデストロイア
初めて見ると思ってたけど、全然見たことあったわ。
ゴジラ〜って感じ。
ゴジラ映画って一つのフォーマットとして完成してるから、何も考えずに見れて良いよね。
変なところだけど、子ゴジラの「リトル」っていう呼び方すげー気になる。
いや、合ってるんだけどね。リトルって今日日言わんよね。
千原リトルだったら語感キモってなるもんね。
チハがラリっとるもんね。
あとデストロイアいつ死んだか全然わかんないね。ぼんやり見てるといつの間にか死んでる。
みんなはちゃんと死に際を見届けてあげて。

2,DUNE 砂の惑星
ティモシーの顔は綺麗やね〜〜
めちゃくちゃSFしてて良かった。
舞台の設定がちゃんと練られてて、突飛な能力や道具に関して一回ジャブ入れておいてくれるので、そいつらが本領発揮する場面で何が起きてるかちゃんとわかるように作ってある。
めちゃくちゃ親切。
あと画が綺麗。構図と美術が良き。
あ、ほんとに序章なんだ〜という終わり方だったので、早く続き見たい。

3,グランドブダペストホテル
前々から見ようと思ってたのをついに見た。
ウェス作品はフレンチディスパッチくらいしか見たことなかったけど、他の監督なら無難なサスペンスアクションになっただろう話が、ウェス節でめちゃくちゃコミカルになりつつ違和感なくまとまっててすげー!と思った。
グスタフとゼロが両方良いキャラしててずっと楽しいし、最後にはちょっとしんみり。
負荷は高くなく印象は強い良い作品でした。

4,ボーダーライン
アメリカとメキシコの麻薬云々とやべー男たちの話。
DUNEの監督の作品か〜と思って見た。
アメリカの麻薬取締組織(?)に主人公が派遣されるんだけど、メキシコでめっちゃアウトな捜査しててヤバいや〜ん。
そこで揉まれに揉まれるけど最後まで主人公は染まれなかったね〜
……ていう。
正直あんまりわからなかった。
現地に住んでる人たちのネイティブな感覚がないと「うわ〜イカついことしよるわ」くらいにしか思えない気がする。
画作りはやっぱ上手くて、荒野のシーンはDUNEにも似た美しさがあった。
何かしら、恐らくは起伏に起因する満足感はあるけど何も残らなかった。

5,アルマゲドン
めーちゃくちゃ有名だけど、意外と見てない映画が多いので消化しようのターン。
ちょっと泣いた。
主に中盤で。
勝手に全員死にに行くんだと思ってたけど一応帰還前提だったのはちょっとびっくり。
家族愛がね。溢れてらぁね。
ただ小惑星デカすぎてさすがに重力での災害起きとるんちゃうんという謎のサイエンス目線が発動してしまった。
そ〜んなにトゲトゲしてるわきゃないやろとも。
でも良い作品やね。
やっぱ命をかけるってのは心を動かすよ。
I Don't Want to Miss a Thingは編集なしの原曲の方が好き。

6,アステロイドシティ
グランドブダペストホテルが良かったから、またウェス作品を見ようと思って最新作をば。
結果から言うとフワフワしてた。
劇中劇とその裏側が交互に来る上にどっちもフワフワしたこと言うので、横目で見るのに向いてなさすぎた。
物語の中に物語を作ることで人物を掘る構成は今まで見たウェス作品の中で共通してる部分だと思うけど、今回は過去の実体験としてではなく完全なフィクションとそれを演じる俳優という構成だったので、いつも入れ子構造になっているものが独立して並走していたのもわかりにくい原因だと思う。
とりあえず言えることは、三姉妹がドギツすぎてあと2分セリフがあったら爆発してたなってこと。嫌なガキすぎるッ!
画の綺麗さはもう言うまでもないし、宇宙人めっちゃかわいい。
よくわかんないけど損した気にはならんくらいの映画でした。

7,ウルフ・オブ・ウォール・ストリート
ピーナッツくんがおすすめしてたので見た。
セックスドラッグたまにバイオレンス
ある男の成り上がりストーリーなのだが、金持ちとして成功していくほど人間として終わっていく、上がりながら下がる奇妙な映画だった。
いや、人間としては初めから終わっているのかもしれない。
成功していく過程は過激で興奮させられるし、最終的にザマァ〜とも思う。
同じ人間を見てるのに上がっていくのもどん底に落ちるのも面白いってのは不思議よね。
有名なセミナーのシーンは、このタイミングでやって信用して見に来てる奴らすげーなと。
いや、能力は確かにあるんだけどもね。
アメリカはその辺寛容なんかな。
日本なら少なくともあんなキラキラした形ではやれないよね。
おもろかった。家族で見るのはやめときや。


後半へ続く……多分。

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