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スイハン?スイサン? 2008年10月20日

友人のブログに子どもたちが飯盒でお米を炊いている様子がアップされていた。
懐かしい。飯盒ごはんのおいしさを知ったのはちょうど、娘と同じ小5の頃だったろうか…遠足の河原で食べたレトルトカレーをかけたそのご飯のあまりのうまさに涙がちょちょぎれるくらいの(これって死語かな(^◇^;))カンドーを覚えたものである。

飯盒ごはんのうまさにとりつかれた僕らは、その後そのカンドーを味わいたいが為に、学校が休みの日に各自が飯盒やお米やら缶詰を積んだ自転車で朝早くに山奥まで駆け上がって行って、そこで飯盒でご飯を炊き、夕方まで河原で水浸しになって遊んだ後、転がるようにして自転車で帰ってきたものだった。
この時に食べたほていのやきとり缶の美味いことといったらなかったなぁ。
けれども「ほていの焼鳥はうまいっ」といってワクワクしながら食卓で食べても、あのカンドーはないのである(×_×;)。

普通はここでアウトドア派の少年の誕生なのだろうが、なぜかそうはならなかったのが不思議だ。椎名誠さんのエッセイを読んで「おお。わかるわかる」と思ったりしても、今やすっかりインドアンなおっさんである。

で、今回の疑問なのだが、

「飯盒スイハン」、なのか「飯盒スイサン」なのかとゆーことだ。

当時も「はんごうすいはん」と言う人と「はんごうすいさん」と言う人がいたのだが、大人に聞いてもはっきりしなかった。
僕らもご飯を炊くんだから「炊飯」だろう。「スイサン」だって('-'*)フフ ってカンジで小馬鹿にして今日まで生きてきたのだが、なんと今回「飯盒炊爨(ハンゴウスイサン)」が正しかったとゆーことがわかった。

「すいさん」には30年近く日陰の人生を送らせてしまった。あの時しっかり調べておけばよかったのに、本当にすまないと思っている…。

「ハンゴウスイサン」今日から君をそう呼ぼう

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