プロ野球開幕から一ヶ月以上、ここまでの12球団注目選手

プロ野球開幕から一ヶ月以上たちました。

連日熱戦が繰り広げられていますが、セリーグはV奪還を目指す原巨人が首位、2位には強力打線のヤクルト、3位に矢野阪神がつけ、3連覇中の広島は4位と苦しんでいる。
一方パリーグはソフトバンクが首位を独走、2位に日本ハム、昨年優勝の西武は5位と苦しんでいる。

巨人と西武を応援している私にとっては毎日良かったり悪かったり、わさわさする日が続いている状況であります。

そんなわけで私の完全なる独断と偏見で選んだ12球団の注目選手をピックアップ。ルーキーとかベテランとか関係なく、ここまでで一番印象に残った選手を取り上げるよ。

[巨人]中川皓太
坂本、丸、岡本らを擁する強力打線を軸に、菅野、山口、メルセデル、ヤングマンの4本柱も立ち投打のバランスが取れている巨人。唯一弱点と見られる中継ぎで結果を残している中川をピックアップ。ここまで15試合に登板して防御率は0.00。守護神クックの離脱により新守護神に名乗りを上げた。スリークォーター気味から放たれるキレのいい真っ直ぐがめっちゃいい。個人的にも山口鉄也的な投手になれると思うので期待してます。

[ヤクルト]太田賢吾
強力打線を擁し2位と好調なヤクルト。今年日本ハムから移籍した太田をピックアップ。ここまで打率.275、1本、9打点。1番に入るケースも多くなっている。実は高校時代からよく知っていて思い入れの深い選手。元々守備はピカイチだったが、課題だった打撃が今年は開花。体も一回り大きくなって強いスイングができている印象。

[阪神]梅野隆太郎
前評判を覆し善戦する阪神。攻守の要として座っているのが捕手・梅野だ。ここまで36試合で打率.302、1本、18打点、と打撃で結果を残しているが、ここまで盗塁阻止率.500、持ち前のキャッチング、ストッピングも変わらず光っている印象。「名チームに名キャッチャーあり」とはよく言ったもので、阪神善戦の陰には確実に梅野の活躍がある。

[広島]床田寛樹
3連覇中の広島だがここまでは4位と苦しんでいる。やはり丸が抜けたことで打線の軸が鈴木頼みになっているところが否めない。投手陣の踏ん張りが大きい中で、今年は3年目の床田に注目したい。ここまで7試合登板で4勝2敗、2.36。サウスポー特有のインコースへの真っ直ぐ、いわゆるクロスファイヤーが素晴らしい。小さいテイクバックでタイミングも取りずらそうに見えます。

[中日]阿部寿樹
新生与田監督率いる中日。京田、大島、平田、ビシエドなどしぶとい打者が並び、粘り強いチームになりつつある中日。その中でも取り上げたいのは阿部寿樹。セカンドのレギュラーを掴むとここまで、26試合で打率.322、2本、18打点と中日打線のアクセントポイントとなっている。社会人卒4年目の29歳で、しぶといバッティングと堅実な守備が持ち味。こういう選手は応援したくなるよなあと思いつつ、打撃成績が落ちてきても、くせ者として戦って欲しいです。

[DeNA]佐野恵太
ここまで最下位と苦しむ横浜DeNA。ロペス、ソト、宮崎などここまで強力打線を引っ張ってきた選手たちが不振にあえいでいる。孤軍奮闘する筒香と、復活した今永、濱口、抑えの山崎でなんとか保ってる感じ。注目したのは佐野。開幕当初は代打要員ながら打率10割をしばらく続けた。持ち味の長打力を生かしOPSは1.025と立派な数字。低迷するチームを救える救世主となれるか。

[ソフトバンク]高橋礼
がっちり首位をキープし、もはや独走態勢にも入りそうなソフトバンク。怪我人続出しているのになんなんだこの強さは。柳田おらんのやぞ。新しい若いバッターもたくさん出てきていたけど、今回は高橋をピックアップ。アンダースローの先発投手でここまで5試合登板の4勝負けなし。びっくりしたのはアンダースローなのに140キロ出てること。知ってたけど改めて見ると速いし、ボールに力がある感じ。

[日本ハム]堀瑞輝
相変わらず手堅い強さで2位につける日本ハム。日本ハムってなんでこんなに強いんだろう。パワプロで使うとめっちゃ弱いのに。栗山監督がなんか色々と試行錯誤したメジャー流采配も話題らしいね。そんなわけで日ハムからは堀くん。高校時代からめちゃくちゃ好きな投手。今年ようやく1軍の戦力として活躍していて嬉しい。左の中継ぎとして13試合で1.20。K/BB(三振数÷四死球数)も4.50と高め。頑張って一年間1軍でやり抜いて欲しい。

[ロッテ]岩下大輝
地味に3位にいてびっくりしたロッテ。レアード打ちすぎはともかく、清田、荻野貴も3割以上打っていて調子良さそう。ピッチャーでピックアップしたのが岩下。こちらも高校時代から大好きな投手。8点差大逆転して甲子園出場を決めた星稜のエースだよねたしか。高校時代からキレのある真っ直ぐがアウトローにバシバシ決まるなぁって思ってた。今年は一年間ローテ守って貯金を作って欲しいです。

[楽天]茂木栄五郎
同率3位の楽天。なんとなく投打が噛み合ってるような噛み合ってないような。GWでだいぶ順位を落としたご様子。先発がイマイチあまりいないのかな。楽天からは茂木。知らぬ間にめちゃくちゃいい選手になっていた。大学時代から茂木は好きだったけど去年だか一昨年あたりから打撃が覚醒して、数字が残るようになったね。坂本がいなかったからガチでサムライジャパンのショートでもおかしくない。けど今年は今宮も良き。

[西武]森友哉
昨年優勝の西武、今年は苦しんでおります。どうした西武、もっと頑張れるぞ。ピッチャーがいないことはハナから分かってたんだからもっも点取れ。とは言っても3番浅村が抜けた穴はでかく、単純に厚みがなくなった印象。そんな中で森くん頑張ってる。最近は少し落ちてきたけどしっかり3割打って守って。今井も完封できたし、中継ぎでは新しいピッチャーも出てきてる。投手を引っ張りながら、首位打者狙え。

[オリックス]吉田正尚
最下位のオリックス。かわいそうなくらい弱い。というか選手がいない。野手も投手も。いるはいるんだけど、数字が悪すぎる。山岡と吉田で頑張るしかない。吉田はここまで.272、7本、18打点。うーむ物足りない感。。出塁率は4割超えてるんだよね。やっぱり3割30本はいってもらわないと困るぐらいの選手だと思うので、今後の爆発に期待。

ということで、12球団、完全に個人的にピックアップしてみました。シーズン終了時にこの選手たちがどのような成績を残しているか楽しみですね。

はあ、疲れた、、

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