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韓国 雑談ねた 2024.5.7 韓国と超音速戦闘機を共同開発中のインドネシア「分担金は3分の1だけ払います」

 今日は、遅くに更新。


韓国の外貨準備高4132億ドル 前月比60億ドル減

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が7日発表した4月末の外貨準備高は4132億6000万ドル(約63兆6200億円)で前月末から59億9000万ドル減少した。
 
 外貨準備高は米ドル高により1、2月に減少し、3月は3カ月ぶりに増加に転じたが、先月は再び減少した。

 韓国銀行の関係者は、外国為替市場安定化のための努力や金融機関の外貨預金の減少、外貨建て資産の米ドル換算額減少などが重なったためと説明した。

 項目別では預金が前月比116億9000万ドル減の188億5000万ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)が6000万ドル減の146億4000万ドルだった。一方、国債や社債などの有価証券は3706億1000万ドルで57億3000万ドル増加した。金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。

 韓国の外貨準備高は3月末現在、世界9番目の規模。1位は中国(3兆2457億ドル)、2位は日本(1兆2906億ドル)、3位はスイス(8816億ドル)だった。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240506001100882?section=economy/index

 韓国も為替介入を行っているので、ドルが減っている。日本も、為替介入をしたと明言していないが、やったようだ。日本の場合は、世界で2番目の外貨準備高もあるし、アメリカ、欧州、イギリス、スイス、カナダと限度額も期限もない通貨スワップを締結しているので、困ることはない。

 アメリカ国債も大量に保有している。ただ、これは売れないのだが・・・

 韓国の場合は、アメリカとの通貨スワップもできていないので、これからも厳しい。


韓国軍 国産戦闘機で空対空ミサイル「ミーティア」の発射実験へ

【ソウル聯合ニュース】韓国軍が国産超音速戦闘機KF21に空対空ミサイル「ミーティア」を搭載し、初の発射実験を行うことが7日、分かった。
 
 ミーティアは英国やドイツ、フランスなど欧州6カ国が共同開発したミサイルで、実弾射撃に成功すればユーロファイター、ラファール、グリペンに続き4例目の戦闘機となる。

 韓国軍によると、ミーティアの発射実験は8日午前に朝鮮半島南側の南海の上空で行われる。実験が成功すれば、KF21の遠距離探知能力や撃墜能力が画期的に上がるとみられる。

 ミーティアはマッハ4(音速4倍)以上の速度で飛行し、200キロ離れた場所に飛ぶ戦闘機を撃墜できる精密性を備える。1機のKF21に4発を装着することができ、来月から導入が始まる。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20240507003800882?section=politics/index

 ミーティアは、まだ開発段階だったはずなのだが、KF-21が試験するには早い気がする。機体がまだ運用もされていないのに、ミサイルのテストというのも不思議だ。

 まずは、国内で保有しているミサイルからテストして、次の新兵器という順番だと思うのだが・・・

 基本的な能力を抑えていないと、新兵器の対応だけしても、意味がない。ミーティアが撃てたら、遠距離探知能力や撃墜能力が画期的に上がるというのも疑問だ。遠距離探知能力は、機体が持っているレーダーの性能だけだと思うのだが。


韓国と超音速戦闘機を共同開発中のインドネシア「分担金は3分の1だけ払います」

韓国と超音速戦闘機「KF21」を共同開発しているインドネシアが、当初合意された開発分担金の納付を3分の1の水準のみにとどめたい、と韓国政府に提案した。共同開発の代価として予定されていた戦闘機技術移転も、それに相応の水準に限って受けるという立場だ。 
 
 業界関係者が6日に明らかにしたところによると、インドネシアは最近、韓国政府に「KF21分担金を、支払い済みの3000億ウォン(現在のレートで約340億円。以下同じ)のほかさらに3000億ウォンを加えて、計6000億ウォン(約680億円)を2026年までに納付したい」と通知したといわれている。当初予定されていたインドネシアのKF21開発分担金はおよそ1兆7000億ウォン(約1930億円)で、後におよそ1兆6000億ウォン(約1820億円)に減額された。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/05/07/2024050780026.html

 インドネシアは、もうこの計画から抜けたがっている。本当は、金も払いたくないのだが、韓国がうるさいので金を払ってでも抜けたいということなんだろう。

 それでも、安くない金額だ。

 インドネシアは、KF21共同開発の代価として試作機1機と技術資料の移転を受けた後、48機をインドネシア現地で生産する計画だった。実際、計6機が作られたKF21試作機には、韓国の国旗とインドネシアの国旗が一緒に描かれている。しかし、インドネシアの分担金規模が減ったら、共同開発に伴う恩恵の規模も縮小するものとみられる。

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/05/07/2024050780026.html

 開発費で支払う金額で、どこまで提供してもらえるのかはわからないが、インドネシアで48機を現地生産するとなると、別に費用が必要になってくる。開発費を負担した上で、自国で生産するにしても金額に対してメリットがないのと、自国の軍需産業にもメリットがないと判断したのだろう。

 韓国側から共同開発の話をした時にも、もっと魅力的な話があったのかも知れない。しかし、最近の経済状況から、それが無くなった?のかも知れない。どちらにしても、インドネシアにKF-21を導入するメリットがなくなったということだ。


KF21開発費不足分1兆ウォン、政府予算で充当へ

韓国政府が、韓国型超音速戦闘機KF21の開発費のうち、不足分を政府予算で充当することが分かった。金額は1兆ウォン規模だ。KF21を共同開発中のインドネシアは、当初負担する予定の開発費分担金1兆6千億ウォンのうち、6千億ウォンだけ出すと提案し、韓国政府がこれを受け入れ、開発費がさらに必要になった。

このような中、インドネシアは最近、分担金1千億ウォン分を追加で納めたという。分担金を6千億ウォンだけ出すという新たな提案をした後、約1千億ウォンを支払ったのだ。インドネシア政府が2016年から昨年2月までに納付した累積額は2783億ウォン。昨年2月に417億ウォンを納めた後、支払いを先延ばしにしていたインドネシアが、新しい提案を貫徹させるために分担金の一部をさらに納めたものとみられる。これにより、累積納付額は約4千億ウォンになった。インドネシアは今後、さらに約2千億ウォンを支払わなければならない。

https://www.donga.com/jp/home/article/all/20240507/4926874/1

 インドネシアも、ころころと条件を変えてきたり期限を変えてきたり、契約はどうなっているのか?と思うのだが、韓国も同じようなものなので、似た者同士だ。

最終的に政府はこの提案を受け入れることにした。政府は開発費のうち足りない1兆ウォン分は、来年度政府予算案に大半を含め、KF21の製造会社である韓国航空宇宙産業(KAI)も開発費を少し多めに出すことで充当する計画だ。

インドネシアと韓国政府は、近く6千億ウォンに相当する移転技術を選定する交渉に着手するという。消息筋は、「インドネシアが残りの2千億ウォンを支払わなければ、4千億ウォンだけ技術を提供すればいい」と話した。

https://www.donga.com/jp/home/article/all/20240507/4926874/1

 韓国政府で負担するにしても、政府も金がない。それに、受け取った金額のぶんだけ技術を提供するというのも、どうやって算段するのだろうか?わからん。

 その技術が金額に見合うだけの価値があるのか?というのも開発中の戦闘機の性能次第だろう。完成していないので、評価のしようがない。

 それに、アメリカからの技術も含まれているだろう。そこは、どうなるのか?随分と怪しい状況になってきた。面子のために、どんなに金がかかろうとも開発をするか?それとも、実利を優先して、自国開発を諦めるか?

 その決断も難しい。しかし、全く人気がない現大統領が、開発中止なんて言えば、もっと支持率は下がる。これも、言えないなー。でも、金はかかる。その金で、社会保障制度や年金改革、少子高齢化対策をしたほうがいいのだけど。

 まっ、これは、日本も同じ。兵器に金を使っても、何の生産性もない。しかし、必要なものでもある。どこまで必要なのか?判断は難しい。

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