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日本は税金大国

 最近特に感じるのが、日本の税制って滅茶苦茶だと。というのも、何かしらの理由で取られる税金が多い。列挙してみよう。

 まず、収入が入ったら、そこから年金、社会保険が自動的に搾取される。これも、税金みたいなもの。だって、返って来ないし。残った金額から市民税が取られ、その残った金額に所得税がかかる。

 もう、この段階で3段階の税金が取られている。実際に、自分の懐に入ってきたお金で物を購入したら、10%の消費税がかかる。酒を飲めば酒税。たぼこを吸えばタバコ税。車を運転してガソリンを購入すれば、ガソリン税。何かするたびに、税金が取られる。

 そんな中で頑張って資産を作って、家を買うと固定資産税が毎年かかる。車を買えば、重量税。その家や、資産を子供に相続すると相続税を払う必要がある。

 相続した財産で、何かを買うと、また消費税が取られる。

 何段階もの税金が待ち構えている。なんで、こんなに色々な種類の税金があるのだろう。答えは、簡単だ。それぞれの税金は、それぞれで理由をつけて各々のお役所がとっているからだ。

 ガソリン税は、道路整備の目的で導入された。道路が整備されても「メンテナンス」という理由で税は取られ続ける。一旦、導入した税は、終わる事はないだろう。それだけの利権が絡んでいる。

 それに、色々な税金を作ることで、税金の徴収、管理などで多くの役人が必要になる。そう、役人の仕事、雇用を作っている。

 簡単にするには、所得税ひとつにして、年間の収入に対して税金を得て、その税金を目的ごとに役所間で金額を決めればいい。なんで、別々に取る必要なんかあるのか。考えてみれば、アホらしい。

 いや、そうではなくて、こういう理由で別れているんです。と思う人もいるでしょう。理由を並べても意味はない。「本当に簡素で、わかりやすく。税金を無駄なく、管理費などを削減するには、どういう方法がベストか」ということで考えると、財布が一つの方がわかりやすい。

 逆にこれだけ複雑にすることで、それぞれの税について、ウヤムヤにしている。したいと思っているのだろう。

 目的ごとに徴収しているので、それぞれが勝手にやっている。ガソリン税は、道路にしか使えないなんて理由で、他の目的で使えなくしている。それをやっていると、税金なんて増額するしかない。

 税金は高いままだが、日本人の収入は減っている。その高い税金は、どうやって使われているのだろうか?

 土地を所有しても、毎年固定資産税を取られる。これを払えないと、土地も建物も差し押さえられる。死んで、相続する時に、相続税を払えないと、これも差し押さえられる。これは、所有していることになるのだろうか?

 中国は、土地も全て国家のものなので、土地を所有する事はできない。借用するだけだ。でも、日本も結局、金を払って借用しているだけではないだろうか?

 そもそも、なぜ収入に対して税金が発生するのかも意味がわからない。例えば、個人に対して一定の税金が発生するなら理解できる。様々な公営のサービスを受けるためだ。しかし、収入に対して、なぜ税金を取られなければいけないのか?

 収入に対して、国、国家が何かしら動いてくれたのか?会社としても、利益が出たら法人税が発生する。そんなに税金ばかりかかって、政府は何ができるのか?

 日本人も、そろそろ本気に怒る時期に来ているのではないだろうか。

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