見出し画像

キョロちゃんの缶詰の思い出

今、世の中で一番美味しいお菓子は何か、ご存じだろうか?


まきばのチョコボール〈北海道ミルク〉だ。(暴論)

通常のチョコボールより大粒でパッケージも大きい。
サクサクのビスケットにホワイトチョコの甘さ、たまらない。
間違いなく今いちばん美味しいお菓子だ。(暴論)

まきばのチョコボール〈北海道ミルク〉は期間限定商品なのでいつ買えなくなるか分からない。
そのような不安から大量に購入して毎日少しずつ食べている。

パッケージの牛に扮したキョロちゃんを眺めながら、キョロちゃんに関する思い出に思いを馳せた。

幼少期に見せてもらったキョロちゃんの缶詰

チョコボールのキョロちゃんといえば「キョロちゃんの缶詰」が思い浮かぶ人が多いだろう。
「金のエンゼル」や「銀のエンゼル」を集めてもらえるアレだ。

子供の頃、本っっ当に憧れだった。
銀のエンゼルは何回か見かけたことがあったけど、結局自力で入手することは出来なかった。

だけど、近所に住んでる幼なじみのお姉さんの家に行った時に「うちにはね、キョロちゃんの缶詰があるんだよ」と見せてもらった。
缶詰の中を見るのは初めてだったのでワクワクドキドキだった。
他人の所有物だからというのもあったと思うが、中に入っている一つ一つの玩具が輝いて見えて宝箱みたいだなと思った。

大人になって手に入れたキョロちゃんの缶詰

成長するにつれてチョコボールを全然食べなくなったのだが、社会人になって再びチョコボールのムーブメントが訪れた。

部署の同僚の1人がキョロちゃんの缶詰が欲しいと言い出して、部署みんなでチョコボールを食べまくることになったのだ。

ちょっとしたおやつに、チョコボール。
毎日せこせことチョコボールを消費して、エンゼルが付いてるかどうかに一喜一憂した。



これは、仕事で嫌なことがあってムシャクシャしてチョコボールを3種一気に買ったらそのうち2つが銀のエンゼルで、どん底の気分から一気にハッピーになった時の私。笑


そんなこんなで、半年ほどかけて銀のエンゼルを5枚集めてキョロちゃん缶に交換してもらえたのだ!

その時もらったキョロちゃんがこちら!

どーん!!
金色キョロちゃん!!

なんとこのキョロちゃん、喋ります。


中身はこんな感じ。

けん玉と手品キットと、後はなんだったっけ…。

このキョロちゃんはしばらく部署の守り神として飾っておいて、その後言い出しっぺの同僚が持ち帰りました。


なので、私のモノってわけではないのだけれど、しっかり中身を堪能できて楽しかった!

キョロちゃん缶の価値

子供の頃はあんなに宝箱みたい!って思っていた缶詰も、大人になると「まあ、普通の玩具だよね」って気持ちになる。(それでも十分ワクワクしたけど!)
子供の頃は今みたいにネットが発達してなくて、キョロちゃんの缶詰の中身は完全にベールに包まれていたから、中身の原価以上に子供の心をトリコにする魅力があったんだろうなーと思う。

今、メルカリでキョロちゃん缶を検索すると数千円で出品されていて、なんともいえない気持ちになる。
たしかに原価はそんなに高くないのかもしれないけど、あの頃必死でエンゼルを集めて未知のキョロちゃん缶に夢を見てた憧れの価値って本当はもっともっと高いと思うんだよ。

(まきばのチョコボールにエンゼルがついているのかは謎である。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?