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ラガマフィライ

RUDEBWOY FACEさんの『RAGGAMUFFIN LIFE』って曲があるのですが、それがリミックスで色々なアーティストが同じビートに乗っててめっちゃ良いです。

まず曲がいい。
ずっと聴いちゃう。

J-REXXXさんのバージョンで、"隣の席には紅桜"ってラインがあるんですけど、濃いクラスだなぁ〜。
(一個下の紅桜さんのクラスに留年したJ-REXXXさんが入ったらしいっすよ)


このタイトルでリミックスって言う架け橋感。

レゲエで"バージョン"つって同じリディム(ビート)でいろんな人が曲出す文化があるんですけど、それをこういう風にヒップホップフレイヴァなトラックでやる感じがいいですね。レゲエに留まらずヒップホップでも昔からそういうことは行われていて、ヒップホップだと"リミックス"に名称変わるんですけど、とても好きです。

バスタライムスのアレとかね。​
Touch It (Remix) / BUSTA RHYMES

V-NECK T / Young Hustle

ビート作る側としては、同じビートに、色んな人が色んなアプローチで乗っかる様はたまらないものがあります。リズムの崩し方とか、拍の置き方とか、メロの選び方とか。
レゲエだとメロの流用とかも入ってきたり、ヒップホップだと歌詞とか世界観の引用をしたりして、面白いんですよね。
流用、引用、転用は文化を重層的に、かつ歴史的に面白くするファクターだと思います。
通時も共時も使えるっていうね。
そもそも中核のサンプリングって概念がもう引用で流用で転用ですしね。

バトルとかも、まさにバトルな部分の評価と別に、その辺に旨味というか、面白味があるなとおもったりしていて、
自分が長めのポッセカットが好きになるのもそういう理由だと思ってます。
代え難い個や、取捨選択による表現、そこに触手が伸びてしまいます。

LOVE交換不可能性。

#raggamuffinlife  #version #remix #交換不可能性

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