#OMENアクセの感想求ム

OMEN obelisk desktop875を使い始めて半年以上経過した。
このタイミングでゲーミングデバイスも一新してしまおうと、
思い切ってOMENブランドのマウス・キーボード・マウスパッド・ヘッドセットを買い揃えた。

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「全てのOMEN by hpゲーミングアクセサリが機能した時、あなたの敵は最悪の事態に備えるかもしれません。」
何というパワフルな文言か。

さて、これらアクセサリを使い始めて二週間。
それぞれの感想を率直にレビューしたいと思う。


①「OMEN PHOTON ワイヤレスマウス

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OMENブランドの最上位マウス。
艶消し加工の施された高級感のあるデザインで、ボディはアルミフレームだと思う(メーカー記載がなかったが、質感はアルミのそれだった)
遅延もなく、クリックの反応もいい。
メインスイッチのクリック範囲がスイッチの根元まであるので、かぶせ持ちやつまみ持ちにも対応している。
要はどこを押してもしっかりと反応してくれるのだ。

個人的な一推しは「左右対称デザイン」「QI充電可能」であることだった。
サムレストも左右対称。しかも取り外し可能。
個人的にはこのサムレスト、ゲームをやるとかなり役に立つ。
親指と小指がマウスパッドに触れず、擦れる感じが全くないのだ。
サイドボタンももちろん取り外し可能。左利きの人は右側にサイドボタンを取り付けられるし、両方にサイドボタンを取り付けることも可能だ。
別売の「OMEN OUTPOST」もしくは、QI充電器(スマホの置くだけ充電)、有線接続充電が可能で、置くだけ充電対応はありがたい機能だ(線をつなぎ直して充電というのは結構面倒だったりする)。
半日フルで遊んでも充電は20%程度しか減少しなかった。かなりバッテリーの持ちもいい方だろう。

重量は145gと結構あるが、手元にあった軽い有線マウス(90g)と使い比べてみても、さほど違いは感じなかった。
リフトオフディスタンス(マウスを浮かせてからカーソルが反応する距離)はかなり短い。競技制の高いゲームでは抑えるべきところをしっかりと抑えている印象だ。


②「OMEN OUTPOST

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OMENブランドの最上位マウスパッド。
ワイヤレスマウスを買うにあたって、このマウスパッドがどうしても欲しかった。

まずは「QI充電可能」である点。マウスは勿論、スマートフォンも充電できる。
縦横ともにしっかりと幅がある大型マウスパッドであるため、Iphone11を置いてもマウスパッドそのものには干渉しない。ゲーム中にケータイの充電が出来る。意外と便利だ。

次に「デザイン」。これが決め手だった。
マウスパッドエリアがLEDでわかり、なおかつパッド部分がはめ込み式なのでプレイ中にズレる心配もない。実際かなり"映える"し、テンションが上がる。

マウスパッドは表裏で性能が別れており、布パッドとプラスチックを選ぶことができる。
ベース部分に薄く両面テープ処理が施されているため、一度どちらかを使うかを決めたら安易に張り替えない方がよいだろう。
自分は布を選択したが、滑りすぎず止まりすぎずでよい塩梅だ。


③「OMEN SEQUENCER

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OMENブランドの最上位キーボード。
英語配列であるため、購入する際には注意が必要。
とはいえ、基本的なレイアウトはそこまで変化がないため、慣れてしまえば違和感なく使える。

最上位ゲーミングキーボードというだけあり、マクロキーとボリュームコントローラ、再生一時停止などの追加機能もしっかり用意されている。

マクロキーは専用ソフトウェアにて必殺技のコマンド登録やショートカットキー登録などが可能だ。入力後の時間まで計算してその通りに打ち込むため、初見ではかなり驚いた(左キーを押した2.3秒後に右キーを押し、その0.8秒後に下キーを押すなど)。

青軸なのでクリック音はやや大きめ。とはいえ不快という程ではなく、タイピングの心地よさはしっかりと残されている。
キー反応はかなり良好。押し心地が軽いため、ゲームにおける「ほんの少しの動き」が実現できる。

HOMEボタンに専用ソフトウェアのダイレクトリンク機能があるため、HOMEとして機能させたければ外部ソフトウェアで割り当てをする必要がある。別途専用キーがあればもっとよかったかもしれない。

アルミ加工を施された剛性の高いフローティングデザインのため、強度があり、メンテナンスが容易、なおかつライティングもきれいに映る。ライティングの設定は専用ソフトウェアで調整可能。

裏にはOMENの象徴的なレッドメタリックのロゴマーク。普段見ることはないが、裏返してみると、所有欲を満たす小さなこだわりが垣間見える。

④「OMEN MINDFRAME PRIME

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OMENブランドの最上位ヘッドセット。
一番の売りはペルチェ素子による冷却効果。
長丁場の戦いで、ヘッドセットに熱がこもるのを防ぐ役割を果たしている。
実際触れてみると、ひんやりと冷たい。これが耳を冷やし、汗による不快感を軽減させるのだ。

実際のところ、長くプレイをしていても耳が熱くなることはなくなった。
だが、プレイ後に見てみると、ものすごい結露が発生しているのだ。
勿論それを想定して設計しているのだろうが、精密機械でこれは大丈夫なのかと少しだけ心配になる。

音に関していえば、最高の一言だった
ゲーミングヘッドセットにある、低音のスカスカが全くない。
同じアクション映画をヘッドセットを換えて見比べたが、OMEN MINDFRAME PRIMEの方が圧倒的に音に重厚感があり、さながら映画館のようであった。

マイクもボイスチャットで「聞き取りやすくなった」と言われた。
自分の声を聴いたわけではないが、かなりクリアな音を発信できているのだろう。

側圧は少し強めだが、痛みを感じるほどではない。メガネをかけていても、プレイの妨げにはならないほどだ。

530gとかなりヘビーなヘッドセットだが、アジャスタブルバンドがしっかりしており、普通にかけている分には重さは全く感じない作りだ。
頭を垂れると重さを感じるが、ヘッドセットを使用中に頭を下に垂れることなどそうそうないからさして気にしなくてもいい部分だと思う。

専用ソフトウェアでイコライザの設定が可能。
低音重視にしたり、映画や音楽を楽しむ設定にしたりとゲーム以外にも使い方を幅広く提案してくれるのはありがたい。

最後に


総評すると、OMENbyhpゲーミングアクセサリは、ヘビーゲーマーにはもちろん、ライトゲーマーにも配慮した設計が数多にあり、ロジクールやレイザー製品にも負けない機能とデザインがある、魅力的な選択だと思う。

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