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勝ち星が遠いとかそういうことでなく(2021.4.21 Baystars)

横浜  1  -  7  中日

 昨日,横浜スタジアムへ行ってきました.
 最後のハマスタは2019年のクライマックスシリーズ以来と実に1年半ぶり.連敗中という不安と,入江の初勝利が見られちゃうかも?という期待が入り混じる中,久々の第二の我が家.

 結果はご存知の通り惨敗.打順が1周したところでビッグイニングを作られ,自軍は6回までノーヒット.終盤にも失点を重ねて勝ち目なしというお手本のような負け試合を見せられてしまいました.
 オースティンの1発が無かったらあのままやられていたのでは...

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 打線が打てない,投手が踏ん張れないなどもちろんその試合ごとに課題があるわけですが,どうもそれだけではない気がしてなりません.

 今年のベイスターズは2000年代から2010年代前半のいわゆる「暗黒時代」と比較されます.そこそこの戦力が揃いながらも,来る日も来る日も負け続けたあの頃.
 今年のベイスターズが暗黒時代と重なるのは,単に勝率が低いということではなく,「淡々と負け続けている」というイメージがあってのことだと思います.

 昨日にしても,立て続けに打ち上がっていく凡フライや簡単に走者を進めてしまう中継プレー等々,先の勝利に希望を持つこともなかなか難しいような気がしてしまいました.
 DeNAになってから歴代の監督が作り上げてきた活気のあるベイスターズが継承されていない.急速に冷えていってしまう感覚.
 チーム全体の雰囲気から成績も上げてきた球団だけに,戦力が欠けたり成績が落ちること以上にダメージが大きいような気がします.

 1つ勝てば上向くものかもしれませんが,今のベイスターズは見ていてとても苦しくなるようなチームになっています.
 一刻も早く負けても楽しい,そして負けないベイスターズが戻ってきてくれることを祈るばかりです.

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