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優勝以外は2位も最下位も一緒じゃない


お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

優勝以外は2位も最下位も一緒って・・・

意味もなく厳しいことが好きな通ぶった野球ファンがいう言葉で最も嫌な言葉が「1位以外は2位も最下位も一緒」という言葉です。例えば落合博満さんはインタビューの中で、プロ野球の監督について力量の評価を求められた時、落合博満は持論を述べながらも、優勝に導けば100点満点、それ以外の監督は0点とすると答えています。チームや選手についても「優勝できなければ2位も最下位も同じ」と口にする指導者は少なくない。昭和生まれの40代以上なら、運動会の徒競走や学校のテストでも「1番以外はビリと一緒」と親や教師から言われた経験がある人もいるでしょう。勝ち組、負け組という言葉もそういう流れでしょう。一部の上層階級以外の人はクズという考え方は、下層階級から頑張ろうとする人の気持ちを削いでしまいます。落合監督は監督としての責任、覚悟として「優勝以外は2位も最下位も一緒」と語っているのかもしれません。しかしファンが優勝が無理そうだとなったら「最下位でいい」となるのは違うと思います。

以前にもこういった記事を書かせていただきました。「優勝以外は2位も最下位もいっしょ」と言っているファンは、贔屓チームで野球賭博をしている犯罪者ぐらいでしょう。

下位確定でも1つでも順位をあげる努力を

優勝が望めなくても1つでも上の順位を目指してほしいというのがファンだと思います。また、来期以降へ向けた新しい戦力を試しながら上位を目指すのがチームのファンに対する行動だと思います。下位だから、諦めて手を抜いて野球をして、最下位になればドラフト2位の頭が取れるとかいう考えはファンとしては邪道だと思います。もちろん、これは私見でしかありません。わざと負ける野球、八百長野球が大好きなファンもいるかもしれませんのでそういった方とは違った意見になってしまいます。

1つでも上の順位を、優勝目指す気持ちがベイスターズを強くする

ベイスターズが9連敗の時は、監督退任や優勝できないなら最下位でいいみたいな声も出ましたが、選手たちは諦めずに明るいムードで頑張ってきました。今季移籍してきた佐々木千隼は、ベイスターズの前向きなベンチのムードに驚いています。佐々木は「与えられた役割を全うするだけです。誰もリーグ優勝を諦めていないので、そこを目指してやっていきたいと思います」と語ります。ベンチの中でネガティブ思考をぶち上げて、チームのムードを悪くする選手がいないベイスターズは、最後まで優勝争いに絡みそうな気がします。

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