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切り替えが大事

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

失敗を引き摺らない

ベイスターズを長年観ていて思うのは失敗を恐れてネガティブな気持ちになり、余計失敗してしまっているプレーが多いことです。投手ならば打たれたくないから外角に大きく外れるボール球でカウントを悪くしてしまいますし、打者ならいい球を見送って、後悔から難しい球を凡打してしまうとかです。守っていても1度のエラーを気にして、大事な場面で大きなエラーをするとかベイスターズにはありがちでした。ネガティブ思考は「〇〇にならなきゃいいな~」と失敗を想定することで、実際に失敗しても自分の想定通りと思いたい負け犬思考です。ネガティブ思考の成功者は独裁主義者で自分の周囲の人間を全部殺めてしまうような悪人ぐらいです。ベイスターズはポジティブ思考であるべきだと思います。

ポジティブ思考をするためには

スポーツの世界には『心・技・体』という言葉がありますが、技術や体力については科学的なトレーニングを取り入れていても、『心』については、いわゆる根性論で済ませる指導者は今でも少なくありません。しかし『心』こそ日頃からトレーニングをしてバランスを取ることが重要なのです。良い結果を出し続けている一流のアスリートに共通するのは、勝敗で心がぶれることなく、どんな状況でも自分を信じ、高めるポジティブ思考です。ポジティブ思考になるためにはどうすればいいのか?下を向いて肩を落としてため息をついてみるとどんどん気分が落ち込んでいくのがわかります。胸を張って上を見て笑顔を作ってみるとため息は出てきません。人間の思考はこうやって姿勢や体を使ってコントロールできるものなのです。突然ある日からポジティブ思考はできません。心を日頃からトレーニングする必要があります。練習場や試合会場に着いたら、誰もいなくても笑顔で『おはようございます』と大きく元気な声で挨拶するだけでも試合にポジティブに臨めます。

指揮官、首脳陣の態度がチームをポジティブにする

アメリカのスポーツ界では、選手を感情だけで怒るコーチは無能な指導者とみなされます。選手に説明して納得させるだけの根拠やコミュニケーション能力がないという証明です。日本では根暗で嫌味をぶつぶつ言う指揮官が時に名将と言われますが、パワハラ教育の日本や独裁主義国家でしかあり得ないことで、こういった指導は恐怖感による一時的効果しかないのです。「ミスを許さない」「具体的な改善策がない」「指示を出し続けて考える時間を与えない」「昨日と今日で言っていることが違う」こういった指導者は無能ですが、日本ではパワハラ教育が昭和から平成の初期までされ続けていたので、こういった無能な指導者が有能と勘違いされてしまいます。良いコーチとしては「丁寧な言葉を使う」「理由まできちんと説明してくれる」「どんな選手に対しても平等」「目標や方向性を明確に示してくれる」といったコーチです。ベイスターズは三浦監督をはじめ、コーチ、スタッフが非常に明確な言葉で指導するようになっています。怒るという感情的な指導ではなく、何が間違っていたのか丁寧に説明し、改善策を示す指導がベイスターズを強くすると思います。

調子の上がらない選手を二軍で調整させる

切り替えという意味では、現在は投手陣に比較的余裕があるので、調子の上がらない選手を二軍でミニキャンプなどをして調整させることも必要でしょう。特にリリーフ投手はシーズン中、定期的な調整ができないので、二週間から1か月調整することで本来の調子が戻ってくることがあります。何事も切り替えが大事だと思います。

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