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小深田大地はブレイクできるか?

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

掛布2世の現在地

私は小深田が2020年ドラフト4位で指名された時に「掛布2世」だと思いました。ライナー性の強い打球がスタンドに突き刺さる姿は往年の阪神の4番打者掛布さんのようでした。イースタンリーグで首位打者争いをするなど堅実な打撃を伸ばしている一方、守備では課題が残るなど一軍へはもう少し勉強が必要なのかもしれません。小深田のポジションである三塁には首位打者経験もある宮崎がいるだけに、攻守で一軍で使えるというアピールがなければ試合出場のチャンスはないかもしれません。しかし二軍ではトップレベルの実力を示しているだけに、近いうちに一軍での経験を小深田にさせるべきでしょう。

着実にステップを上がる小深田

高卒1年目の2021年から二軍で100試合に出場した小深田は、2年目の2021年は2軍の4番打者として定着しました。高卒2年目ではヤクルト内山、中日土田、巨人中山が一軍で活躍し始めています。小深田もじっくり二軍での実績があるだけに、じっくり二軍でとか言わずに一軍での経験が必要だと思います。それだけのステップを踏んでいるので、3年目の来季には一軍でのタイトルを獲得するぐらいのつもりでチームも本人も臨んで欲しいです。

ガッチリした体格

小深田で注目すべきはその体格です。下半身がしっかりしており、強靭な下半身が支える上半身のパワーも19歳のものとは思えません。そして軸がぶれない打撃フォームは安打製造機のような再現性も持ちます。宮崎のような独特の打撃感性ではなく、佐野のような隙のない打撃が小深田の持ち味です。来季には一回り小さいヤクルトの村上みたいな体格で、一軍のタイトル争いをしていそうな選手です。

イースタンリーグ首位打者

2022年9月24日現在で小深田は打率.278で首位打者です。本塁打3は物足りないですが、できればこのまま首位打者を獲って一軍入りに弾みを付けて欲しいです。

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