雰囲気が変わったベイスターズ

お断り


今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

練習の目的が明確化

ベイスターズのキャンプはこれまで午後の早い時間に終わり、個人練習は完全に選手個人に任されていました。私はこういった選手に任せた個人練習がプロとしては当然だと思っています。石井コーチ、斎藤コーチの就任で個人練習もチーム全体でやるように変わり、キャンプのメニューに明記されるようになりました。そして投打の両コーチはどういうプレーに役立つ練習なのかを明記して、練習に取り組むようにさせているようです。例えば1000スイングにしてもどういう素振りを100回、こういうことを目的に練習するなどがかなり細かく提示されているようです。これまでは選手個人で自分がやるべきことを明確にわかっている選手は結果を出しますが、何となく練習している選手は埋もれていました。新コーチの加入で全体の底上げが出来ている感じはします。

練習に活気が出てきた

元々ベイスターズは笑顔を見せながら練習しているチームでしたが、石井コーチの加入で声がかなり出るようになっています。練習に活気が出ています。練習についてはかつての西武ライオンズのように歯が頬を貫通するぐらいまでに殴るコーチがたくさんいて、選手は監督の奴隷であり、歯を見せて練習することを許さないムードのチームもありました。ベイスターズは対照的に自由なムードで練習するチームではありましたが、今年は特に活気があるように思います。

チームのムードが変わった

チームが強くなる時はムードが変わります。そのために監督を代えたり、大物選手をFAで獲得したりするわけです。ただベイスターズの歴史上、名監督が来ても「巨人ではこうだった」とか「西武ではこうだった」とか「広島ではこうだった」と強いチームでの事例をあげて、「なんでそんなことができないんだ」と選手を責めて、選手がやる気をなくすことの繰り返しでした。今季加入した石井コーチや斎藤コーチ、相川コーチはそんな嫌な歴史を実体験した上で、他球団でコーチを経験しています。チームを盛り上げていくためにどうするべきか、ベイスターズの選手たちがしらけないように盛り上げる方法を実践しているように思います。

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