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本来のベイスターズらしい試合

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

今のベイスターズは失敗を引き摺らない

5月6日のベイスターズは20安打17-7でヤクルトに勝ちました。前日はリリーフのエスコバー、クローザー山崎康晃が打たれてヤクルトに5点差をひっくり返されて悪いムードになっているかと思いきや、5点差がひっくり返されるなら10点差をつけて勝つという試合でした。切り替えがうまくできたのだと思います。悪いことをいつまでもダラダラ引き摺るチームは優勝できません。切り替えの早さがベイスターズにはあるのだと思います。

二軍調整から戻ってきた濱口が3回途中降板

濱口は開幕から3連敗で、二軍調整していましたが5月6日のヤクルト戦も3回途中5安打3四球4失点でマウンドを降りました。初回からチェンジアップを多投する組み立てでしたが、ボール球が多く、球数が多くなり、投球の組み立てに苦慮する立ち上がりでした。強く腕を振り150km/h近い速球を投げ込むからこそ活きたチェンジアップが、単なる制球不能なボールとなってしまったのが残念です。2回を終わって8-1という大量リードの3回裏に一死から青木、山田に連続四球で、村上にタイムリーを打たれるという展開でした。その後、サンタナ、オスナにタイムリーを打たれて上茶谷に交代。濱口は投球スタイルを大きく変えないと厳しいかもしれないと感じました。強いストレートを活かすために、100km/h前後のスローボールを習得することと、際どいコースを狙わず、真ん中近辺に投げて「打たれても仕方ない」と思うぐらいの配球にしないと厳しい感じがしました。

リリーフ陣の奮闘

ベイスターズは前日打たれたエスコバーが二軍に行き、リリーフ陣が不安な状態でした。しかし濱口の後を受けた上茶谷が4回まで1失点で抑え、一軍に戻ってきた左腕石川が5回を三者凡退に抑えました。6回、7回は同じく二軍から戻ってきた坂本が0点に抑えました。7回は2つの四球とヒット打たれるも粘り強い投球でした。8,9回は宮國が2失点ですがイニングをこなして勝利しました。石川はエスコバーの代わりに勝ちパターンでも行けそうな感じでした。坂本も球威があったので、勝ちパターン候補かと思います。上茶谷、宮國はリードされた展開等で試合を壊さない程度にイニングを稼ぐ投手としては十分な投球だったと思います。

打線が復調

調子が下降気味だった佐野がホームランを含む3安打と復調しました。牧もホームラン含む3安打で復調。好調の宮崎がホームラン2本を含む3安打。この3人が調子がいい試合は、いくらでも点数が取れる感じがします。ソトも2安打して、打撃が好調の戸柱はホームランを含む2安打、2四球、アウトになった中でも第6打席は犠飛で打点がついて、この日だけで4打点。大味な試合なのかもしれませんが、こういう試合で打ち勝つのがベイスターズの伝統です。投手陣もうまく入れ替えながら首位争いを続けて欲しいです。

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