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タフなチームにするために

お断り

今回の記事の中には一部の方に不快な印象を与える記述がございますことを予めお断り申し上げます。あくまで1ファンの私見ですので科学的根拠や歴史的史実に裏付けられた記述でないことをお詫びいたします。

ヤクルトはタフなチーム

数年前までヤ戦病院などと揶揄されケガ人が多かったヤクルトですが、選手層が厚くなりタフなチームになりました。2012年から10年間のドラフトで高校生ドラフト1位が寺島、村上、奥川、大学生ドラフト1位が杉浦、原、清水、木澤、山下、社会人ドラフト1位が石山、竹下となっています。社会人ドラフト1位は2014年のヤマハ竹下が最後です。(ちなみに石山、竹下共にヤマハからの1位)野手の1位は村上のみです。どちらかといえば、大学生投手に偏った1位指名といえます。また1位か2位に必ず大社の投手を入れるという指名で使える投手を厚くしていくという指名傾向です。一方で古賀、長岡、内山など3位以下の高校生野手が早くから一軍に定着しています。このチームの特長は社会人、大学、高校生に囚われず使える選手はすぐ一軍の戦力にして選手層を厚くしていくという方針が見えます。よく言われる高校生中心のドラフトとか、即戦力ドラフトというドラフト自体に意味を持たせるのではなく、獲得した選手を使えるようにすることへチームの軸を持って行ってる感じです。

ベイスターズをタフなチームにするために

育成に時間を掛けているベイスターズですが、これをすぐやめた方がいいです。故障がありプロですぐスタートが切れない選手や体力が劣る高校生などを指名していたはチームの選手層が厚くなりません。大社、高校出身問わず体が使えて、すぐ試合に出ることができる選手を中心に獲得することがベイスターズに必要なことです。特に今年の高校生は3年間コロナ禍の制限を受けており、体の成長が変化が激しい1年生の時に試合や練習ができていないというハンディがあります。今年は無名校のスケール感がある高校生などを指名した場合、大失敗に終わる確率が極めて高いです。コロナ禍でも世間に隠れて無理くり練習しているような学校出身や親が金持ちで個人で一流のコーチについて練習しているような高校生しか指名してはいけません。3年生の試合で明らかにすごいという選手だけの指名は危険でしょうね。そして高校、大学、社会人のいずれの選手を獲得してもすぐ二軍で試合に起用することがヤクルトのようなタフなチームを作る秘訣です。そして一軍の目途が立ったらすぐ一軍に引き上げ試合に使うことが大事でしょう。


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